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OPPO Reno10 Pro 5G レビュー

PHOTOGRAPH BY R.U.I

Review

OPPO Reno10 Pro 5G レビュー。 筐体が綺麗なライトユーザー向けスマートフォン!

OPPO (欧珀)ブランドを国内展開するオウガ・ジャパンは10月、Renoシリーズの最新スマートフォン「OPPO Reno10 Pro 5G」を発売しました。筐体が綺麗なのが所有欲を満たしてくれるので、 スマートフォンはそこまで使わないけれどブラウジングやSNSなどをたまにするという方にぴったり。本記事では実機の使い勝手や性能をレビューしています。
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OPPOより10月に発売された最新スマートフォン 「OPPO Reno10 Pro 5G」 。 今回はお借りした実機をもとに、 性能や使い勝手を詳細にレビューしていきます。

画面が6.7インチと大きめだけれど、 軽量かつコンパクト。 ミドルレンジの性能でIP54の防塵・防水性能を備え、 おサイフケータイにも対応します。

筐体が綺麗なのが所有欲を満たしてくれるので、 スマートフォンはそこまで使わないけれどブラウジングやSNSなどをたまにするという方にぴったり。

それでは紹介していきましょう。

OPPO Reno10 Pro 5G とは

OPPO Reno10 Pro 5Gは6.7インチの大きめディスプレイなのに185gと軽量なAndroidスマートフォン。

プロセッサにはミドルレンジのSnapdragon 778 5Gを採用。

防水性能は防滴まで、 おサイフケータイ搭載、 eSIM&デュアルSIM 対応、 カメラはメインが広角5,000万画素。

筐体が綺麗なスマートフォンなのも特徴です。

高速充電にも対応しており同梱されている充電器を利用し28分で急速フル充電が可能。 4年長持ちな長寿命バッテリーを搭載しています。

スペック、 技術仕様

OPPO Reno10 Pro 5G
メーカー OPPO
発売日 2023年10月
ハード 質量 185g
サイズ 約163×約75×約7.9mm
ディスプレイ 6.7インチ OLED
解像度 2,412×1,080 (FHD+)
リフレッシュレート 最大120Hz 可変 (60Hz/90Hz/120Hz)
バッテリー 4600mAh
充電 80W (SUPERVOOCTMフラッシュチャージ)
防水防塵 IP54
インターフェース USB Type-C
ソフト OS Android 13 (ColorOS 13)
SoC Qualcomm Snapdragon 778G 5G
RAM 8GB (16GBまで拡張可能)
ストレージ 256GB
カメラ リアカメラ
  • 広角
    5,000万画素 (1/1.56インチ、 ƒ/1.8)
  • 超広角
    約800万画素 (ƒ/2.2)
  • 望遠
    3,200万画素 (光学2倍、 ƒ/2.0)
フロントカメラ
  • 3,200画素 (ƒ/2.4)
機能 ネットワーク
  • 5G/4GLTE (VoLTE)
  • Wi-Fi
    IEEE802.11 a/b/g/n/ac/ax
  • Bluetooth 5.2
SIM nanoSIM+eSIM
センサー 画面内指紋認証/顔認証
その他 おサイフケータイ対応、 ワイヤレス充電(Qi)非対応
カラバリ グロッシーパープル/シルバーグレー
OPPO Reno10 Pro 5G のパッケージ

PHOTOGRAPH BY R.U.I

パッケージはOPPO Reno10 Pro 5Gの色味を表したようなきらめきのあるデザイン。

OPPO Reno10 Pro 5G のパッケージ内容

PHOTOGRAPH BY R.U.I

パッケージ内容はこんな感じ。

  • OPPO Reno10 Pro 5G 本体
  • USB-C to C ケーブル
  • USB-C 充電器
  • シリコン製クリアケース
  • クイックガイドや安全ガイドなど用紙類
OPPO Reno10 Pro 5G

PHOTOGRAPH BY R.U.I

OS は記事執筆時点で ColorOS 13 が利用可能。

OPPO Reno10 Pro 5G は画面端が湾曲しているエッジディスプレイを採用。

エッジディスプレイは格好良いだけでなく、 画面の左右からスワイプする 「戻るジェスチャー」 が非常にやりやすくなっています。

OPPO Reno10 Pro 5G

PHOTOGRAPH BY R.U.I

OPPO Reno10 Pro 5G の特徴はこの背面デザイン。

とても綺麗で高級感があるんですよね。

付属のケースがクリアタイプなのもこのデザインを活かすためなのかと納得がいきます。

カメラ部分は大きめに感じますが、 その分割と綺麗な写真が撮れます。

カメラレンズ横には Felica 端子があるのでおサイフケータイ利用時も迷うことなくかざすことができます。

OPPO Reno10 Pro 5G

PHOTOGRAPH BY R.U.I

USB ポートはもちろん Type-C。

SIM トレイもとスピーカーも本体下部に備わっています。

OPPO Reno10 Pro 5G

PHOTOGRAPH BY R.U.I

OPPO Reno10 Pro 5G

PHOTOGRAPH BY R.U.I

側面は手に持ったときの左側はボタンが何もなく、 ボリュームボタンと電源ボタンは右側に揃っています。

ボリュームボタンが上で電源ボタンが下。 この配置は他の多くの端末とも一緒なので迷いなく利用でき、 実際私が右手に持ったとき親指で、 左手で持ったときは中指で、 感覚的にアクセスできました。

OPPO Reno10 Pro 5G

PHOTOGRAPH BY R.U.I

OPPO Reno10 Pro 5G はおサイフケータイに対応。 FeliCa チップの配置もカメラ・レンズ横くらいにあるので利用時に迷うことなく利用できます。

上部にもスピーカーがあると思いきやなし、 ステレオ非対応の機種となります。

OPPO Reno10 Pro 5G

PHOTOGRAPH BY R.U.I

OPPO Reno10 Pro 5G を左手で持ってみるとこんな感じで、 画面は 6.7インチと大きめサイズなのですが薄くて(7.9mm)軽い(185g)ため持ち心地は良好。

画面サイズが同じ(6.7インチ)の iPhone13 Pro Max(238g) や iPhone14 Plus(203g)と比較してもかなり軽量なのでファーストインプレッションは 「画面が大きいのに軽い! 」 でした。

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OPPO Reno10 Pro 5G の使用レビュー、 使ってみた感想

Galaxy Z Fold 4、 OPPO Reno10 Pro 5G、 iPhone13 mini

Galaxy Z Fold 4、 OPPO Reno10 Pro 5G、 iPhone13 mini 。 PHOTOGRAPH BY R.U.I

OPPO Reno10 Pro 5G は大画面なのに、 持った瞬間 「軽っ! 」 というのは先程もお伝えしましたが、 185g というのは缶コーヒーと同じくらいの重さです。

それが 7.9mm の厚みで手にフィットしてくれるので、 少し大きめの筐体なのにとても軽く感じました。

筐体は綺麗だし、 エッジディスプレイは心躍るし、 画面は綺麗だし、 写真は綺麗に撮影できるし、 軽いし、 操作時の動きはヌルヌルで滑らかだし。

なかなか隙のないスマートフォンだと感じました。

普通に使う分には良いなと感じるところが多いですが、 気になる点も。

使ってみて感じたポイントをもう少し深掘りします。

エッジディスプレイが格好良く画面も綺麗で動きもヌルヌルだが重い処理は苦手

ディスプレイの左右が若干湾曲したエッジディスプレイは見栄えが良く格好良く見栄えが良いのがいいですよね。

リフレッシュレートは最大 120Hz でヌルヌルとスムーズに動き、 ブラウジングなど快適に操作できます。

バッテリーを節約したい場合は 60Hz も選択できますが、 バッテリーの使用状況などを見て自動で 120Hz と 60Hz を選択してくれるモードもあり。 便利です。

しかしSoCにはミドルレンジ相当のSnapdragon 778Gを採用しており、 グラフィック性能は期待できません。

AnTuTuベンチマーク

OPPO Reno10 Pro 5G のAntutuスコア

過去にテストした Snapdragon 8 Gen 2 搭載機種であれば総合150万、 GPU60万くらいの点数が出ていたので、 やぱりミドルレンジ相当のスペックを有していると言えましょう。

しかし実際に使っているとブラウジングなど通常操作はヌルヌルと快適に動くので、 重い処理やゲームは苦手という印象です。

3Dゲームをガンガン遊びたいという方には不向きな端末と言えましょう。

処理が重いゲームをしない方であれば気にせず快適に使えます。

綺麗な写真が撮影できる

OPPO Reno10 Pro 5G で撮影した写真
OPPO Reno10 Pro 5G で撮影した写真
OPPO Reno10 Pro 5G で撮影した写真
OPPO Reno10 Pro 5G で撮影した写真
OPPO Reno10 Pro 5G で撮影した写真
OPPO Reno10 Pro 5G で撮影した写真
OPPO Reno10 Pro 5G で撮影した写真
OPPO Reno10 Pro 5G で撮影した写真
PHOTOGRAPH BY R.U.I
PHOTOGRAPH BY R.U.I
PHOTOGRAPH BY R.U.I
20倍望遠で月を撮影。 PHOTOGRAPH BY R.U.I
PHOTOGRAPH BY R.U.I
PHOTOGRAPH BY R.U.I
PHOTOGRAPH BY R.U.I
PHOTOGRAPH BY R.U.I

カメラ機能も優秀でとても綺麗な写真が撮影できました。 ポートレートモードのボケ感も不自然さは感じられず自然に見えます。

ソニー製のセンサーを採用していて、 背面カメラは広角の約5,000万画素(F値1.8)、 望遠の約3,200万画素(光学2倍、 F値2.0)、 超広角は約800万画素(F値2.2)。

フロントカメラは3,200万画素(F値2.4)となっています。 そこまで画素数がいるのかはわからないけれど、 自撮りををよく撮る人は少しでも画素数が良くなるのは嬉しいですね。 あとから切り取りなどしやすくなります。

最大20倍のデジタルズームが可能で、 月の撮影もできました。

ズームするとどうしても画質は落ちるのであまり利用しないかもしれませんが、 広角だけでなくポートレート用の2倍望遠レンズもあるのは好印象です。

ロック解除からよく使うアプリをそのまま起動できるのが便利

OPPO Reno10 Pro 5G の即時起動機能

PHOTOGRAPH BY R.U.I

顔認証で解除すると使えないけれど、 指紋認証で解錠してそのまま左右・斜め・上へスライドさせると登録した機能やアプリをサクッと起動できます

いつも使うアプリが決まっているなら、 ロック解除と同時に起動できる本機能はとても便利。

ただ、 ロック状態からカメラを起動するショートカットは音量ボタンへの割当となるため使いにくかったです。

他機種では電源ボタンを2度押しでカメラを即時起動できたりしますが、 音量ボタンの2度押しだと画面がロックされている時しか使えないのです。

たとえば 「端末を持ち上げたら画面オン」 機能をオンにしていると、 カメラの即時起動は難しくなります。 この場合、 ロック画面の右下にあるカメラアプリへのショートカットをスライドさせて起動することになります。

カメラの起動に少しもたついてシャッターチャンスを逃してしまうことも想定されるため、 サクッとカメラを起動したい方は注意が必要です。

顔認証とディスプレイ内指紋認証ありだが精度はもう少し

OPPO Reno10 Pro 5G の生体認証ロック解除機能は 「顔認証」 と 「画面内指紋認証」 の2種類あります。

顔認証はしっかり反応して解錠してくれたのだけれど、 指紋認証はたまに解除失敗するなという印象。 光学式の指紋認証が採用されているため側面指紋認証やハイエンド機の画面内認証と比べると少し劣ると感じるポイントです。

顔認証か画面内指紋認証のどちらかをメインで使うことになると思うけれど、 OPPO Reno10 Pro 5G では顔認証をメインに使って画面内指紋認証をサブに使うような使い方になりそうです。

どちらも実用レベルで好きな方をシチュエーションによって選択できるというところが嬉しいですね。

防水性能はあれどIP54と心もとない

OPPO Reno10 Pro 5G の防塵防水等級は IP54。

防塵は対応しているけれど、 いわゆる防水には対応していません。 防滴レベルの生活防水レベルとなるため多少の雨の中では使えるけれど、 水を浴びてしまうシーンでは使わないが吉となります。

お風呂場などでも使わないほうが良いです。

OPPO Reno10 Pro 5G レビューのまとめ

OPPO Reno10 Pro 5G レビュー。   筐体が綺麗なライトユーザー向けスマートフォン!

PHOTOGRAPH BY QUEST

こんな感じで今回はOPPO Reno10 Pro 5Gをレビューしました。

キャリアでは安く手に入ったりもする本機ですが、 価格が安く性能はほどほどに良いためライトユーザーにおすすめできるスマートフォンだと感じました。

OPPO Reno10 Pro 5G のメリット
  • 本体も画面も綺麗
  • 手に馴染み格好良い3Dカーブデザインのディスプレイ
  • 撮影できる写真が綺麗
  • 画面が大きいのに軽い
  • 28分で急速フル充電、 4年長持ちの長寿命バッテリーを搭載
OPPO Reno10 Pro 5G のデメリット
  • グラフィック性能は低めで3Dゲームユーザーには向かない
  • スピーカーはステレオ非対応

スペックの割に定価86,800円と少々高めに感じますが、 安く買えるのであれば十分視野に入れられる機種です。

本体が綺麗でスペックはそこそこですが急速充電に 4年長持ちの長寿命バッテリーを搭載しているので、 スマートフォンをそこまで使わないというライトユーザーでも選びやすい 1台となっています。

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