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まさに”優等生”エリートイヤホン——Jabra Elite 85t

AirPods Proキラーと言われているJabra elite 85t。実機を2週間使い実力を見てみると、総合力が高く非の打ち所のない”優等生”と言える製品だった。

デンマークの老舗音響機器メーカー、Jabra から完全ワイヤレスイヤホンElite 85tが登場した。これは高評価のElite 75tに次ぐ製品として、その高性能ぶりから話題になっている。26,800円(税込)と高級イヤホンの部類に入る同製品だがその魅力についてAirpods Proとも比較しながら見てみよう。

開封&外観

PHOTOGRAPH BY MORIO

高級感のある箱で包装されている。ケースとイヤホン本体には多色LEDが付けられており、充電状況などのステータスを一目で確認できる。Qi規格のワイヤレス充電にも対応している。
ケースはかなりコンパクトに抑えられている。AirPods のひと周り大きい程度で、ポケットに十分収まるサイズだ。

イヤホンには大きめのドライバーが採用されているが、イヤホン自体はそこまで大きくなく、耳から飛び出たりして気になることはなかった。中央には物理ボタンがついており、停止や音量調節など一通りの操作が可能だ。近頃はタップ式の「押せたか押せてないのかわからないような」操作方式のイヤホンが多い中、シンプルで操作性も良いボタン式を採用しているのは地味に…嬉しい…

音質はほぼ最高レベル

PHOTOGRAPH BY MORIO

業界では少ない12mmの大型ドライバーを採用しており、繊細な中高音から、厚みのある低音まで高いレベルの表現力を持ったデバイスだ。

全体的には少し低音寄りのクセのない音と言える。低音域の質はピカイチで、ここまでの厚く重い低音を奏でられる製品はあまりないだろう。一方で、音量小さめの時は低音の主張も気にならない。BGMとして聴き流すのにも最適なプロダクト。

音質は総合的に見て”ほぼ”最高レベルと言えるだろう。比較するとしたら、業界最高峰と言われるゼンハイザーのmomentum true wireless2になる。それほど完成度の高い音質だ。ただ、中高音域の空間表現という点ではゼンハイザーにはまだ及ばないという印象。

ANC・外音取り込みも優秀

PHOTOGRAPH BY MORIO

最近の高価格帯ワイヤレスイヤホンには、高いレベルのANC(アクティブノイズキャンセリング)・外音取り込み機能の搭載が絶対条件となっている。ただ、AppleのAirpods Proを超える品質の両機能を備えたイヤホンは”ほぼ無い”と言っていいだろう。ただ、Elite 85tはそれに迫るほどの高品質なANC・外音取り込み機能を搭載している。

例えば地下鉄に乗っていても音楽をかけた状態でANCをMaxにすれば、ほとんど騒音が気になることは無くなる。ANC・外音取り込みともに、アプリにて強さの5段階調整が可能だ。イヤーチップの形状がセミオープンデザインということでANC機能時もほとんど閉塞感は感じず、快適に使用可能だ。
この製品では外音取り込みは「ヒアスルー」モードとなっているので注意。

通話・ビデオ会議時に威力を発揮

PHOTOGRAPH BY MORIO

この点がこのイヤホン最大の特徴かもしれない。とにかく通話品質が良いのだ。
マイク性能はANCと通話の品質両方に大きく影響するが、この製品はマイク性能に拘っているのだろう。通話品質はかなり良く、こそこそ声で喋っても相手にしっかり聞こえるほどであった。また、「風切り音防止機能」により外出時、風が強くても自分の声を相手にしっかり届けてくれる。

また、通話中、左側ボタン一回押しでミュートモードにすることができる。ZoomとFaceTimeで調べたが、アプリ側のミュートモードとは独立して機能した。「muted」とアナウンスされるので、間違いが起こらない。手軽にミュートにできるのでビデオ会議時は重宝するだろう。

もう一つの特徴は、軽い装着感で長時間使用が可能だということ。6時間ほど連続してつけてみたが痛くなることはなく、他の密閉型イヤホンに比べ、かなりソフトな装着になるように作られている。充電持ちも良く、ANC使用時でもイヤホン単体で5.5時間、ケース込みで25時間の使用が可能な点、会議にはもってこいだ。

また、マルチポイント接続に対応しており2台同時に接続が可能だ。Airpodsほどのシームレスな切り替えはできないが、いちいちつなぎ直す手間が省けてストレスフリー♪

専用アプリの使い勝手も良好

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Jabra 製品には専用のアプリが対応している。”Jabra Sound+”だ。
最近、オーディオメーカーによる専用アプリのリリースが増えているが、完成度が高いものは少ない。ただJabra のアプリは操作性・機能・グラフィックとも優秀であった。

音楽のイコライザーや通話品質の調整はもちろん、ユニークな機能までついている。「通勤時」モードなど視聴環境を選択できたり、作業BGMとして自然音が収録されている。

また、Sound+を通じてイヤホンのファームウェアアップデートができる。このアップデートには音質やANCシステムの改善が含まれているようで、アップデートで音質が化けたという意見まであるくらいだ。10分ほどでアップデートできたので是非品質の進化を楽しんで欲しい。

非の打ち所がない

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この製品は一言で、「AirPods Proの上位互換」と形容することができる。音質は文句なし、逆にこれ以上良かったら長時間利用時に聴き疲れしてしまうという絶妙な具合だ。もちろん、Airpods Proより遥かに音質はいい。次にANC、外音取り込みの優秀さと言ったらAirPods Proとほぼ同じレベルと言えるだろう。

さらに、テレワークが増えた”ニューノーマル”の世界で実用的なデバイスであるので、主戦力として相応しいイヤホンだ。つまり、仕事にも使いたい。でも普段使いのイヤホンとして音質にもこだわりたい。と言う人に最適なプロダクトがElite 85tだった。

もりお

欲しい機能が全搭載!それも高いレベルで実現させたのがElite 85tなんだね!