英・Nothing Technologyは現地時間9月26日、 サブブランド 「CMF by Nothing」 から3つの新製品を発表しました。
発表されたのは、 ワイヤレスイヤホン 「CMF Buds Pro」 とスマートウォッチ 「CMF Watch Pro」 、 急速充電器 「CMF Power 65W GaN」 の3つ。
これらの新製品はロンドンのNothing直営店で9月30日から限定販売されており、 今後海外市場での展開も予定。 日本での発売は未定となっています。
お手頃価格のサブブランド 「CMF by Nothing」
「CMF by Nothing」 は、 「Nothing Phone」 や 「Nothing Ear」 を手がけるNothingが2023年8月に立ち上げたサブブランド。
「より良いデザインをより身近にする新しい製品群」 をテーマに、 価格を抑えながらも外観や機能性にこだわったデバイスを販売。 プロダクト開発はNothingのメインラインアップと別のチームが担当しており、 今回発表されたのは同ブランド初の製品となります。
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CMF Buds Pro
CMF Buds Proは49ドル(約7,300円)という価格ながら、 最大45dBのノイズを打ち消すハイブリッド・アクティブノイズキャンセリング(ANC)機能を搭載するワイヤレスイヤホン。
検出できるノイズの周波数範囲は最大5000Hzにおよび、 場所を問わず音楽や動画を快適に楽しむことができます。
外音取り込み(トランスペアレンシー)モードも搭載されており、 ANCモードとシームレスに切り替えることができます。 本体には6つのHDマイクとクリアボイステクノロジーが搭載され、 通話時にクリアな音声を届けることが可能です。
イヤホン本体のバッテリー容量は55mAhで、 ANCをオフにした場合、 1回の充電で最大11時間の連続再生が可能。 充電ケースも含めれば最大39時間となります。
ANCオンの状態では、 イヤホン単体で最大6.5時間、 ケース込みで最大22時間の使用が可能。 イヤホンは10分の充電で3時間分の連続使用が可能な急速充電にも対応します。
本体はIP54の防塵・防水に対応。 オーディオコーデックはAACとSBCに対応。 低遅延のゲームモードやイヤホンを探す機能なども備えています。 カラーはオレンジ、 ダークグレー、 ライトグレーの3色展開となっています。
CMF Watch Pro
CMF Watch Proは69ドル(約10,000万円)のスマートウォッチ。 1.96インチのAMOLEDディスプレイは最大輝度が600ニトで、 常時表示にも対応。 アプリ経由で数十種類の文字盤を切り替えることができます。
GPSを内蔵しており、 110のスポーツトラッキングモードに対応。 心拍数や血中酸素濃度、 睡眠の質やストレス指標を計測可能で、 IP68の防塵・防水性能も有しています。
本体にはマイクとスピーカーを内蔵しており、 AIノイズキャンセリングにより、 外出先でもよりクリアな通話が可能です。 バッテリー容量は340mAhで、 稼働時間は最大13日間、 省エネモードなら45日間もつとしています。
カラーはダークグレー、 メタリックグレーの2色。 バンドはダークグレー、 アッシュグレー、 オレンジの3色を用意します。
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CMF Power 65W GaN
CMF Power 65W GaNは複合65W出力で3台のデバイスを同時に充電できる急速充電器。
USB Type-C 端子を2基、 USB Type-A 端子を1基備えており、 Type-C 2基利用で45W+20W、 Type-CとType-Aを1基ずつの利用で45W+18Wの出力配分。 全ポート利用時は45W+7.5W+7.5Wになります。
サイズは56.5×55×30 mm。 重量は146.1g~162gで、 価格は39ドルです。
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