2023年3月20日、 中国・Shenzhen Lingyi Innovation Technologyは都内で新製品発表会を実施。 マグネット式充電システム 「MagEZ」 を採用する新製品 「PITAKA MagEZ Case Pro for iPad Pro」 を発表しました。
従来は 「iPad mini 6」 対応ケースのみ販売されていましたが、 今回新たにiPad Pro向けの専用ケースが追加。 既製品の強みを活かしながらも、 コネクタ周りの問題点が着実に改善されています。
PITAKA MagEZ Case Pro for iPad Pro
「MagEZ Case Pro」 シリーズは、 マグネットで着脱できる独自規格の充電コネクタ 「MagEZ」 を採用したタブレットケース。 対応するアクセサリと組み合わせることで、 iPhoneの 「MagSafe」 を擬似的に再現します。
「PITAKA MagEZ Case Pro for iPad Pro」 はiPad Pro向けにデザインが調整されており、 キーボードやApple Pencilなど他アクセサリとの併用を想定したつくりになっています。
11インチ | 12.9インチ | |
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サイズ | 252.35 × 174.75 × 9.05 mm | 284.90 × 211.40 × 9.7 mm |
重量 | 90g | 120g |
カラー | シルバーグレイ、 黒/グレーツイル柄、 黒/ブルーツイル柄、 ラプソディー、 オーバーチュア | |
備考 | 専用チャージャー付属 |
本体素材には軽量ながら強度に優れたアラミド線維を用いており、 パターン柄の背面は非常に滑らかな触り心地です。
本体カラーはシルバーグレイ、 黒/グレーツイル柄、 黒/ブルーツイル柄、 ラプソディー、 オーバーチュアの5種類。 今回使用したのはシルバーグレイ(11インチ)で、 明るい色味がiPad Proの背面にマッチしています。
MagEZ Case Proには、 独自規格の 「MagEZ」 コネクタを採用した充電器が同梱されています。 MagEZはバツ印のコネクタ形状を採用しており、 90度ごとに好きな角度で接続できるのが特徴。 これにより、 上下左右好きな方向にケーブルを出すことができます。
この規格はPITAKAの他の製品でも採用されています。 たとえばiPad向けの充電スタンド 「MagEZ Charging Stand」 はMagEZコネクタを採用しており、 スタンド底に電源を供給することでiPadをワイヤレスで充電できます。
フローティングデザインを採用しており、 外観は非常にスマート。 本体を逆さにしても落ちないくらいには、 強力な磁力を備えています。
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キーボードやApple Pencilと併用可能
MagEZ Case Pro for iPad ProはiPad本体のUSB-C端子を介して給電する仕組みですが、 コネクタ部分は抜き差しが可能なカバー式になっており、 外部アクセサリや有線充電にも対応します。
既存のiPad mini 6用 「MagEZ Case Pro」 は本体のUSB端子を塞ぐ仕様だったため、 使い勝手が大きく改善されています。
またケース背面にはSmart Connector端子がついており、 アップル純正の 「Magic Keyboard」 や 「Smart Keyboard Folio」 などを取り付けることができます。
Apple Pencilがおさまる側面部分はわずかに凹んでおり、 ケースの上からでもペアリング&充電ができます。 装着時の磁力も向上しており、 軽く揺らしてもApple Pencilが落ちることはありません。
USBポートの問題が解消され、 関連アクセサリとの親和性も高いPITAKA MagEZ Case Pro for iPad Proは、 iPad Pro向けのケースとして完成型に近い仕上がりと言えるのではないでしょうか。
本製品はAmazon、 楽天市場のPITAKA Directショップほかで販売が開始されています。 11インチモデル・12.9インチモデル(2022/2021)向けの2サイズ展開で、 価格はどちらも13,499円(税込、 執筆時点)です。
QuestではiPad mini(第6世代)向けの 「MagEZ Case Pro」 もレビューしているので、 こちらも是非チェックしてみてください。