ニューヨーク発のベンチャー企業Orbicが、 日本で新しくタブレット、 スマートフォン、 ワイヤレスイヤホンを2023年6月から発売。
Orbicの新作端末発表会が行われる日本上陸記者発表会へさっそく取材に行ってきました。
Orbicが発売するタブレットのTAB8 4G、 TAB10 4G、 スマートフォンのFUN 4G、 ワイヤレスイヤホンのEAR BUDSをレビューします。
Orbic(オルビック)会社概要
Orbicは2006年に米・ニューヨーク州で創業。 スマートフォン、 タブレットなどのモバイル商品を取り扱っているベンチャー企業です。
北米以外にはオーストラリアに参入し、 日本は3か国目の進出とか。
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Orbicの商品紹介
8インチ級タブレット 「TAB8 4G」

Orbic tab8 4G。 PHOTOGRAPH BY SENZAKI YUKIE
Orbicが新しく発売するタブレット 「TAB8 4G」 は、 4Gの8インチタブレット型端末で、 価格は27,800円(税込)。
画面サイズである対角線は8インチ=20.3センチ(1インチ×2.54センチ)
ところでディスプレイの大きさはよく8インチとなっているけれど、 なぜ8インチなのか疑問に思ったことはありませんか?
人が負担なく見やすい画面サイズが8インチということなのでしょうか?
今回のOrbicの発表会で知ったのですが、 8インチとは 「人が没入しやすい画面サイズ」 なのだそうです! 8インチというのは見やすいだけでなく、 画面に集中しやすい大きさということになりますね。
たとえば仕事で長時間パソコンに向かう場合は、 ノートやデスクトップパソコンの大きな画面で仕事をした方が集中しやすいです。

IMAGE BY ORBIC
人間が映画や画面を楽しんだり、 仕事をするには大きい画面がいいのかもしれませんが、 まさに人が没入しやすいサイズが8インチのようですね。
仕事やプライベートなどで、 パソコンやモバイルパソコンほど必要ない場合、 手軽でコンパクトな端末で見たいときに使用するのがタブレット。
モバイルパソコンの場合、 移動の際にかばんに入れて持ち運ぶのも大変、 そんなときに8インチのタブレットは超手軽でコンパクトな端末です。
また、 バッテリー容量が4,300mAl(ミリアンペア)あれば、 タブレットの場合はネット検索や動画など1日中タブレットを楽しめるバッテリー量になります。
ちなみに現在のスマートフォンでは2,000~3,000mAIが平均的とか。
カメラは13メガピクセル(100万画素×13)のカメラで1300万画素になり十分な画素数が満たされています。 簡単に撮影でき簡単にSNS等にアップできます。
10インチ級タブレット 「TAB10R 4G」

IMAGE BY ORBIC
タブレット 「TAB10R 4G」 は、 TAB8 4Gより少し大きいインチサイズが特徴。 対角線が25.4インチで、 価格は39,800円(税込)。
8インチ=20.4センチと比較すると、 画面の対角線が約5センチほども大きくなりますので、 モバイルパソコンを使うほどではないけれど、 タブレットでもう少し大きい画面の方が良い場合におすすめです。
TAB10 4Gには、 純正アクセサリーのスタンドとペンがあります。
スマートフォン 「FUN+ 4G」

Orbic FUN+ 4G。 PHOTOGRAPH BY SENZAKI YUKIE
スマートフォン 「FUN+ 4G」 の価格は24,800円(税込)で、 エントリー層を意識した価格帯になっています。
1,600万画素の背面カメラを搭載。 通話、 インターネットの閲覧、 写真や動画を撮ってSNSでシェアする、 などの使い方や、 通信回線がダウンした場合のサブ端末としての使い方が可能です。
海外ネットワークに対応しており、 現地のSIMを挿入しての使用もできます。
ワイヤレスイヤホン 「EAR BUDS」
ワイヤレスイヤホンの 「EAR BUDS」 は4,800円(税込)。 音楽再生は5時間、 通話は4時間可能。 通勤の電車や、 散歩中などにワイヤレスイヤホンがあればどこでも音楽を楽しむことができます。
まだ筆者はEAR BUDSを通話で使用したことはありません。 街を歩いていたら独り言を言っているように見えるのがEAR BUDSを使っているビジネスマン。
日本のスマートフォン&タブレット事情
ここ数年の日本国内では、 従来の働き方や学び方に大きな変化が起き、 ユーザーに以下の状況が生まれたとOrbicは解説しました。
- リモートワーク、 ノマドワークの一般化
- 学校でのタブレットでの学習が導入
- 行政サービスでスマートフォンやタブレットなどが必要になる
- 端末の値上がりにより買い替え頻度の一回の期間が延長気味に
今まで仕事は会社に一か所に集まって仕事を行うのが当たり前でしたが、 オンラインでのリモートワークが可能になりました。
また学校でもリモート授業が頻繁に行われタブレットでの学習が導入されるようになりました。
行政サービスを受けるさいにもスマートフォンやタブレットなどのオンラインでできるサービスが増え、 わざわざ窓口に出向かなくても対応できることも今後増えていくと考えられます。
大人や子供たちがネットを使用する時間が増え、 スマートフォンやタブレット、 モバイルパソコン、 パソコンなどへの需要が高まったと言えます。
スマートフォンやタブレット、 モバイル、 パソコンなどの買い替えは、 ネット生活を送る私たちにとって楽しくてワクワクする瞬間。
しかし、 スマートフォン、 タブレット、 モバイルパソコン、 パソコンなど端末の種類が豊富になり、 家族全員がスマートフォンやタブレットをそれぞれに持つことで必要な台数が増えました。
昔は、 スマートフォンの端末を非常に安く手に入れることができた時期は記憶に新しいですよね。
しかし過度な割引や囲い込み契約などの状況改善のために2019年改正電気通信事業法により、 端末値引きは20,000万円以下に制限され、 非常に値引きされたスマートフォン端末というのが無くなってしまい端末を大きく割り引いて手に入れることができなくなりました。 円安の影響で、 端末の価格も上昇しています。
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まとめ
スマートフォンやタブレットなどの端末機器は、 もはや私たちのライフラインで家族一人一人が持つものになりました。 ところがOrbicいわく、 「端末価格は庶民感覚を失っているのでは」 という印象があったようです。
過度でマニアックなスペックは要りません。 Orbicは、 仕事やプライベートのサブ機として使える機能を十分に備えたスマートフォンやタブレットを 「標準スペック以上」 「お手頃価格」 で提供するとしています。
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