2023年1月11日に Twitterの有料サブスクリプションサービス 「Twitter Blue」 が日本でも提供開始されました。
本記事では話題の Twitter Blue はどんなことができるのか、 価格や登録方法、 筆者の考えるメリット・デメリットやおすすめな人などを紹介します。
Twitter Blue とは? できること
Twitter Blue とは、 つぶやき SNS の Twitter から2023年1月11日に提供開始されたサブスクリプションサービス。
条件を満たした場合に以前の 「公式マーク」 が付与されたり、 便利な機能が使えるようになります。
Twitter公式サイトのヘルプを要約し、 情報を追加しました。 一部機能は記事執筆時点で近日公開となっているものとなります。
- ブックマークフォルダ
ブックマークしたツイートをフォルダ分けできる。 ブックマークやフォルダは無制限に作成可能。 - カスタムアプリアイコン
スマートフォンでTwitterアプリを選択変更できるようになる。 - テーマ設定可能
Twitter Blueテーマを使うと、 Twitterアプリの配色を選べる。 - カスタムナビゲーション
アプリ下部のナビゲーションに表示される項目を2〜6つの範囲で選択・変更できる。 - 話題の記事
フォロー・フォロワーの中で共有されている記事が自動的に一覧化され、 読みたいコンテンツが見つけやすくなる。 - リーダー
長いスレッドとなったスレッドを読みやすい表示に変換できる。 リーダー機能の画面ではテキストサイズも変更可能。 - ツイートの取り消し
送信後のツイートが公開される前に取り消すことができる。 - 会話での優先順位付け
返信、 @ツイート、 検索結果で Twitter Blue 会員の返信が優先的に表示される。 - 長尺の動画のアップロード
最大 60分まで、 ファイルサイズ 2GB までの動画(1080p)がアップロードできる。 - ツイートの編集
30分以内であればツイートを 5回まで編集できる。 - 表示広告が半分に
広告数が半分になる。 - Twitter Blue ラボ
特定の新機能がいち早く利用できる。
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Twitter Blue の価格
iOSでの価格(月額) | ウェブサイトでの価格(月額) | |
---|---|---|
日本 | 1,380円 | 980円 |
米国 | 11.00米ドル | 8.00ドル |
英国 | 11.00英ポンド | 8.00英ポンド |
カナダ | 15.00カナダドル | 10.00カナダドル |
オーストラリア | 19.00オーストラリアドル | 13.00オーストラリアドル |
ニュージーランド | 19.00ニュージーランドドル | 13.00ニュージーランドドル |
記事執筆時点のTwitter公式サイトヘルプセンターを引用
App Store は手数料が高いためウェブサイトで購入する価格よりも値上げされています。
そのため、 少しでも節約したい方はウェブサイト、 つまりブラウザ版で決済するようにしましょう。
iOS での価格というのは、 Twitter 公式アプリのサイドメニュー 「Twitter Blue > 購入する」 と進んで決済した場合です。
また、 私がウェブサイトを確認したときは 1年分の決済なら 12%OFF のセールが開催されていました。
Twitter Blue の登録方法
登録自体は簡単ですが、 登録には条件があります。
- Twitterに登録してから90日以上のアカウント
- 過去30日以内にアクティブ
- 過去3日以内にプロフィール画像、 表示名、 ユーザー名を変更していない
また、 電話番号が認証済みの Twitter Blue ユーザーは青いチェックマークがつきます。
この青いチェックマークは承認までにある程度時間がかかり、 表示名などを変更した場合は一定期間外れる仕様となっています。
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Twitter Blue のメリット
私が個人的に感じたメリットは以下。
- ひと目で Twitter Blue ユーザーだとわかる青いチェックマークがつく
- ブックマークしたツイートをフォルダ分けできる
- ツイート投稿から30分以内であれば編集が可能
- 文章を打っている途中で間違えて投稿してしまっても30秒以内であればキャンセルできる
- 最大2GB、 1,080pの画質の動画が最長 60分まで投稿できる
- 広告数が半分になる
- ツイートの返信などが優先して表示される
ほとんどの機能がメリットだと感じられます。
「ただそれを必要とする人と、 そこまでいいかなと感じる人の二極化が激しそう。 」 という見解です。
Twitter Blue のデメリット
- 条件の揃ったアカウントで 1,000円前後の課金さえすれば Twitter Blue となりチェックマークがつくため、 悪用される可能性がある。
デメリットはそうない印象です。
有料のサブスクリプションアプリと考えれば必要な人は使うし、 無料で使える範囲で十分という人は使わない という感じですね。
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Twitter Blue の利用がおすすめの人
- Twitter をマーケティングツールとして SNS運用する人
- 広告が多いなと感じている人
- ツイートの誤送信や誤字を頻繁にしてしまい送信取り消しや編集機能を使いたい人
- 長尺の動画を投稿したい人
Twitter Blue はメリット部分に魅力を感じた方におすすめのサブスクリプションサービスです。
逆に、 機能拡張されるメリット部分に魅力を感じない方は不要と言えるでしょう。
Twitter Blue についてまとめ
Twitter のチェックマークと言えば以前は公式認証バッジのような扱いだったため、 今でもそのイメージは強いですよね。
その認証バッジのような Twitter Blue 認証チェックマークが誰でも簡単につけられるため、 悪用される可能性は高い。
プロフィール情報を変更したらチェックマークが数日消える仕組みは悪用を少しでも防ぐため苦肉の策のように見えます。
ただその公式認証バッジは別のバッジが提供されることが明らかになっており、 それが実装されたら公式アカウントの判断は安心になりそうです。
- Twitter Blue : ブルー
- 公的機関 : グレー
- 企業などの公式アカウント : ゴールド
ツイートに長文テキストを追加する機能など、 まだまだ進化する予定の Twitter 。 そしてその Twitter の有料機能である Twitter Blue 。 拡張される機能に魅力を感じた方は試してみてはいかがでしょうか。