BECOME A MEMBER

SEEKERS

ガジェット・モノ好きが集う情報共有プラットフォーム。モノやサービスのアイデアを、 記事にして共有しよう。

PHOTOGRAPH BY KUJO HARU

Review

いつでもどこでもリラグゼーション空間を。 持ち運び可能なアロマディフューザー 「ベレアラボ ラバロック ミニ」

コロナ禍を機にリモートワークやオンライン会議が一般化し、家で過ごす時間が増えた人も多いはず。 アロマディフューザーは、そんな『おうち時間』を快適に過ごすうえで役立ちます。 今回は、水を使わず持ち運びに適したデュフューザー「ベレアラボ ラバロック ミニ」を紹介します。
本サイトはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています (詳細

新型コロナウイルスのパンデミックを境に大きく変わったライフスタイル。 リモートワークやオンライン会議が一般化し、 家で過ごす時間が増えた人も多いと思います。

アロマディフューザーは、 そんな 『おうち時間』 を快適に過ごすうえで役立ちます。 香りひとつで、 日常のストレスを和らげるだけでなく、 部屋全体の雰囲気やムードを演出できるのです。

今回使用したベレアラボ ラバロック ミニ(BÉLAIR LAB LAVA ROCK MINI)は、 充電式で気軽に持ち運べる手のひらサイズのディフューザー。 シンプルで使いやすく、 水を使わないため掃除や衛生面の心配も少ないのが魅力です。

PHOTOGRAPH BY KUJO HARU

PHOTOGRAPH BY KUJO HARU

火・水を使わない新感覚ディフューザー

BÉLAIR LAB(ベレアラボ)』 は、 香りと感性の科学的実証を目的とし、 2019年に誕生したクリエイティブラボ。 医薬品製造・販売を手がけるロート製薬の運営で、 さまざまなディフューザーやフレグランススプレーを販売しています。

ベレアラボ ラバロック ミニは、 屋内・出先を問わず使用できるポータブルディフューザーをコンセプトに開発されました。

そもそも、 ディフューザーには大きくわけて2種類の仕組みが存在します。 ひとつは、 アロマウォーターをキャンドルなどの火で揮発させる 「加熱式」 。 見た目の美しさはもちろん、 単純な仕組みがゆえの低価格も長所ですが、 火を使うリスクや香りが弱いという欠点もあります。

これに対して、 アロマウォーターをミストにして拡散する 「超音波式」 は、 香りが広がりやすく、 火を使わないため安全面でも優れているのがメリット。 一方で水を使うため、 雑菌の繁殖を防ぐために定期的な掃除やメンテナンスが必要です。

ベレアラボ ラバロック ミニはこのどちらでもなく、 溶岩石(lava rock)にフレグランスオイルを染み込ませたのち、 ファンを当てて香りを拡散する仕組み。 火が不要で、 水も使わないため衛生的に使えるのが特徴です。

PHOTOGRAPH BY KUJO HARU

PHOTOGRAPH BY KUJO HARU

使い方は、 溶岩石が仕込まれたホルダーにフレグランスオイルを2〜3滴しみ込ませるだけ。 電源をつけると中央の孔から空気を吸い込んで、 半径1mの範囲に香りを拡散します。

ホルダーは香りごとに交換する仕組みで、 洗浄やメンテナンスが要らないのも嬉しいポイント。 バッテリー内蔵式なので、 カバンに入れて持ち運び、 出先でも使うことができます。

アロマホルダーには5層の空気清浄フィルターが仕込まれており、 吸い込んだ空気に含まれるホコリや花粉をキャッチします。 また、 香りの吹き出し口からはマイナスイオンも発生。 ラップトップの傍らにおいて作業効率を高めてみたり、 枕元において就寝前のリラックスしたムードをつくるのも良いでしょう。

広告/Advertisement

ガジェットとしての機能性

ベレアラボ ラバロック ミニはバッテリー内蔵式で、 側面のUSB Type-C端子を介して充電することができます。 電源ボタン長押しで香りの強さを変更できる(弱モードと強モードの2段階)ほか、 1時間で運転が自動停止するため、 切り忘れの心配もありません。

PHOTOGRAPH BY KUJO HARU

PHOTOGRAPH BY KUJO HARU

強モードが連続駆動であるのに対し、 弱モードは1分間の作動と1分間の停止を繰り返すことで、 バッテリー消費もおさえてくれます。 弱モードなら、 3時間の充電で14時間の使用が可能です。

本体は直径85mm(実測)の円形で、 重量も約110gとコンパクトにまとめられています。 手元においてもスペースを取らないばかりか、 カバンに忍ばせてどこにでも持っていけるのが魅力と言えるでしょう。

香りは良好、 静音性には課題も

ベレアラボ ラバロック ミニは、 別売の専用フレグランスオイル(13種類)と組み合わせて使用します。 今回は、 新茶とベルガモットの鮮やかな香りが美しい 『SINGING SHINCHA』 を試してみました。

PHOTOGRAPH BY KUJO HARU

PHOTOGRAPH BY KUJO HARU

公称通り半径1mの範囲に限定はされるものの、 使用中はしっかりと香りが感じられました。 これは本体の小ささを考えれば驚くべきことです。 アロマが濃すぎる/薄すぎると感じた場合は、 フレグランスオイルの滴下量を変えるか、 モード切り替えで香りを調節することができます。

水を使わないため、 持ち運んでも液漏れの心配がないのは大きなメリット。 香りの範囲が限定されているため、 部屋全体ではなく、 一人の作業空間(パーソナルスペース)に対して使うのが良いかと思います。

ただし、 アロマホルダーが交換式なのは気になる点です。 たしかにメンテナンスは不要ですが、 香りごとに、 あるいは同じ香りでも3ヶ月に1回は交換が必要です。 アロマホルダーは使い捨ての専用規格品なので、 長期間使えば使うほど維持費がかさむことになります。

PHOTOGRAPH BY KUJO HARU

PHOTOGRAPH BY KUJO HARU

それでも、 据え置きが主流のアロマディフューザーに持ち運びの概念を加えたベレアラボ ラバロック ミニが挑戦的なプロダクトであるのは間違いありません。 少なくとも、 作業空間や寝室のアップデートに導入する価値はありそうです。

「ベレアラボ ラバロック ミニ」 の本体価格は8,800円(税込)、 交換式のアロマホルダーは2個セットで1,980円(税込)。 ベレアラボの公式ストアから購入可能です。

created by Rinker
BÉLAIR LAB(ベレアラボ)
¥8,800

  SOURCE