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iPadで液タブに近い質感を再現しよう。「描きたくなるフィルム」はイラストレーターに打ってつけ

このフィルム最大の特徴は、その”質感”です。タイトルに銘打っている通り、iPad Proでイラストを描きたいならこのフィルム一択と言って良いくらい、描き心地に関しては文句ない仕上がりになっています。

九条ハル

液タブは買えないけど、iPad Proでも本格的な絵を描きたい!

そんなハルにオススメしたいのが、貼るだけで液タブのサラッとした質感が再現できるフィルムだよ!

メロ

というわけで、iPad Proで液タブの質感を再現するASDEC(アスデック)の「描きたくなるフィルム」を実際に試してみたのでレビューしていきます。2018年モデル・2020年モデルのiPad Pro(11インチ、12.9インチ)に対応です。

ASDEC「描きたくなるフィルム」 for iPad Pro

iPadで液タブに近い質感を再現しよう。「描きたくなるフィルム」はイラストレーターに打ってつけ

どんな人向け?

iPadで本格的にイラストを描きたい人

良いところ

アンチグレアで反射が目立たない、指紋がつきにくくなる

悪いところ

文字を書きたい人には向いていない、ざらざら感は一切ないので描きごたえが少ない

価格

1,628円(Amazon, 執筆時点)

iPadで液タブに近い質感を再現しよう。「描きたくなるフィルム」はイラストレーターに打ってつけ

このフィルム最大の特徴は、その”質感”です。タイトルに銘打っている通り、iPad Proでイラストを描きたいならこのフィルム一択と言って良いくらい、描き心地に関しては文句ない仕上がりになっています。

ペーパーライクフィルムやケントのような強い取っ掛かり、ザラザラした質感などは一切ありません。むしろこのフィルムの感触は一般的な液晶タブレットのそれにかなり近く、アンチグレアフィルム特有のサラッとした滑り心地の良さを特徴としています。特にラインなんかは非常にスムーズにひけて、描いていて気持ちが良かったです。

iPadで液タブに近い質感を再現しよう。「描きたくなるフィルム」はイラストレーターに打ってつけ

ライティングには向いていない

ところがこの「描きたくなるフィルム」、万人向けではありません。一口にフィルムといっても用途に応じた様々なラインナップが存在するわけですが。この製品はいわゆるイラスト用フィルムに相当するものです。

ペーパーライクフィルムに代表される「文字用」のフィルムが紙の沈み込み(複数の紙を重ねた上に書いているような感触)を再現しているのに対し、本製品のようなイラスト用フィルムの多くは「軽いタッチでさらさら描ける」ことを重視した作りになっています。

iPadで液タブに近い質感を再現しよう。「描きたくなるフィルム」はイラストレーターに打ってつけ

「描きたくなるフィルム」はイラスト制作に特化した製品

要するに「書く」ことと「描く」ことは全くの別物なんです。ライティングでは沈み込みの感覚やApple Pencilに対する取っ掛かりの強さが書き心地を左右しますが、このフィルムには取っ掛かりがほとんどないどころか、むしろ「すべすべした」という表現が似合う触り心地、描き心地といった感じ。

それがイラストを描くときには好都合なわけですが、逆に文字を書く場合はさらさら滑る表面に違和感を覚えるかもしれません(少なくとも筆圧の強い僕はそう感じました)。iPadとApple Pencilでライティングする機会が多いという人にこのフィルムを勧めることができない理由です。

iPadで液タブに近い質感を再現しよう。「描きたくなるフィルム」はイラストレーターに打ってつけ

「描きたくなるフィルム」を貼り付けた状態のiPad Pro

映り込みなし、指紋もつかない

「描きたくなるフィルム」もう一つの魅力は、アンチグレア(ノングレア)加工が施してあるという点です。フィルムを付けない状態のiPadは、光沢液晶ゆえに光が反射して画面が見えづらくなる問題があります。またディスプレイに付いた指紋が非常に目立つのも個人的にはいただけません。

光沢液晶は画面が美しく映えるという長所もあるんですけど、上記のような短所がどうしても気に入らないという方はこのフィルムを是非試してみることをおすすめします。

iPadで液タブに近い質感を再現しよう。「描きたくなるフィルム」はイラストレーターに打ってつけ

実際に貼り付けた状態で画面をつけるとこんな感じ。アンチグレア加工のおかげで周囲の光源が過度に反射しないため、画面全体がくっきりと映し出されます。ディスプレイをべたべた触っても指紋やテカリが目立ちにくいというのもこのフィルムの強みです。

下の写真で比較してみましょう。左が「描きたくなるフィルム」(アンチグレア)、右が通常の光沢フィルムです。

iPadで液タブに近い質感を再現しよう。「描きたくなるフィルム」はイラストレーターに打ってつけ

アンチグレアフィルム(描きたくなるフィルム)。光が乱反射され画面の内容を視認しやすくなる一方、色が若干くすんで見えるのが気になるところ
iPadで液タブに近い質感を再現しよう。「描きたくなるフィルム」はイラストレーターに打ってつけ

光沢フィルム。発色が鮮やかで輝度も高いが、周囲の物体や光源がモロに映り込むのは個人的にいただけない

光沢フィルムは映りこみが激しくライティングやイラスト制作には向かない一方、アンチグレアより発色が良く画面がより明るく見える(輝度が高い)等のメリットもあります。最終的にどちらが適しているかは好みの問題といったところでしょうか。

iPadで液タブに近い質感を再現しよう。「描きたくなるフィルム」はイラストレーターに打ってつけ

パッケージの内容はフィルム本体とクリーニングクロス、ホコリ取り用シート、そしてリアカメラのカバーシールもおまけで付いています。Amazonで1,600円ちょっと(執筆時点)とフィルムでは比較的安価な方の割に、内容物が充実しているのは嬉しいですね。

九条ハル

ただしアルコールシートは付属してないので、別途用意しておいた方が良いかも!

iPadで液タブに近い質感を再現しよう。「描きたくなるフィルム」はイラストレーターに打ってつけ

クリーニング、ホコリ取り用のシートなどが付属

貼り付け自体はとても簡単。前面カメラとセンサー類の領域がくり抜かれているので、ここと画面の四隅を目印に取り付ければOKです。

貼り付ける前はクリーニングクロスで画面上の指紋やホコリを丁寧に拭き取っておきましょう。フィルムの替えはないので簡単といえど貼り付けは慎重に。

iPadで液タブに近い質感を再現しよう。「描きたくなるフィルム」はイラストレーターに打ってつけ

フィルムの接着面にくっついているはくりフィルムを剥がして…

iPadで液タブに近い質感を再現しよう。「描きたくなるフィルム」はイラストレーターに打ってつけ

前面カメラの切り欠き(+環境光センサーの切り欠き)と四隅を目安に貼り付ける

パッケージにはリアカメラ(背面カメラ)用のカバーシールもおまけで含まれています。2018年モデル向けの製品ですが、カバーシールは予備も含めて2つあるので、2020年モデルのiPad Proでも両方のカメラに取り付け可能となっています。

iPadで液タブに近い質感を再現しよう。「描きたくなるフィルム」はイラストレーターに打ってつけ

予備がある分、最新モデルでも使えるのが嬉しいわね!

メロ

こちらも貼り付け前にクロスでレンズ部分のホコリや汚れを拭き取っておくようにしましょう。なおパッケージにはレンズフィルム取付用の補助シールも付属しています。

実際に貼り付けてみると次のような感じ。サイズはほぼピッタリですが、フィルムの厚み分カメラの出っ張りが強調されて、見栄えはあまりよろしくありません。

iPadで液タブに近い質感を再現しよう。「描きたくなるフィルム」はイラストレーターに打ってつけ

さらにこのカバーフィルムどうも粘着力が弱いようで、使っているうちに剥がれて無くなってしまいました。うーん、あくまでおまけだから品質を期待しちゃいけないか…