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サンワサプライからHDMIポート搭載のUSB Type-Cハブ。 4K対応で周辺機器接続が容易に

サンワサプライは4月8日、ケーブル一本でPCと周辺機器を接続できる機能を備えたUSB Type-Cハブ「USB-5TCH15BK」を発売しました。4K・30Hz対応のHDMI出力ポートを備え、ハブを介してマルチディスプレイ環境を構築できるのが特徴です。

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夢のiPhone裸使いは叶ったのか? EVERPROOFのガラスコーティングを試してみた結果

購入から4ヶ月を迎えたiPhone SEです。愛用していたiPhone Xが壊れてしまい、通算3機目のiPhoneとしてめでたくやって来たこの子。今ではすっかり愛着が湧いています。 スマホとケースは合わせて買うのが当たり前と思っていたボクですが、筐体の軽さと美しさを存分に感じられる「裸使い」にはずっと憧れていました。そこで今回は「ケースを使わずに」スマホを保護する斬新な方法にチャレンジしたわけです。
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ワイヤレス充電 Qi とは? 仕組みや規格を詳しく解説

スマートフォンを充電する際、接続ケーブルをACケーブルやモバイルバッテリーなどに接続するのが一般的でしたが、近年は本体にケーブルを接続せずに充電できる「Qi(チー)」という規格が人気を集めています。本記事では、Qiの仕組みや使用するメリット、さらにQi製品の種類や最新規格のQi2について詳しく紹介します。

PHILIA

リノベる|照明にカーテン、 ベッドまで…スマートホーム化がもたらす暮らしの恩恵 —— PHILIA 03

「アレクサ、あとよろしく」——その一言で照明が消え、カーテンが閉まり、ルンバが動き出す。まさに暮らしのアップデート、近い将来のスタンダードになるかもしれません。照明はもちろん、カーテンに掃除機、ベッドまで…あらゆる機器が自動化されたスマートホーム環境をご紹介します。
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新型コロナウイルス感染症のパンデミック以降、 家で過ごす時間は以前よりも格段に増しています。

そんな 「おうち時間」 を快適に過ごすためのアイデアとして、 内装や間取りを自由にカスタマイズできるリノベーションはいかがでしょうか。

今回も中古マンション探しから設計、 施工までリノベーションのワンストップサービスを手掛ける 「リノベる。 」 さんにご協力いただき、 暮らしの理想を詰め込んだ唯一無二の拠点を実現。 そのきっかけや経緯、 こだわりポイントまで、 シリーズを通してお届けします。

第2弾は 「スマートホーム編」 。 照明はもちろん、 カーテンに掃除機、 ベッドまで、 あらゆる機器が自動化されたスマートホーム環境をご紹介します。

リノベる|照明にカーテン、  ベッドまで…スマートホーム化がもたらす暮らしの恩恵 —— PHILIA 03

PHOTOGRAPH BY KUJO HARU

スマートホームの核はAlexa

ネットワークで接続された様々な機器(IoT)を操作するには、 起点となるプラットフォームが欠かせません。

我が家では 「Alexaアレクサ)」 をスマートホームのハブとして活用。 すべての照明・デジタル家電をAlexaと紐づけることで、 スマートフォン上のアプリや音声で操作できるようにしています。

スマートホームハブ スマートスピーカー IoT
Alexaをはじめとする音声アシスタントは、 スマートスピーカーやスマートフォン上のアプリから紐付けたIoT機器を操作するためのハブとして機能する。 IMAGE BY QUEST STAFF

Alexaを使うメリットとして、 一つの命令で複数の操作を実行する 「マクロ」 が組める点が挙げられます。 たとえばスマートフォンのAlexaアプリでボタンを押すだけで、 「テレビの電源ON → 入力切替 → レコーダーON…」 といった一連の流れが再現できるのです。

作成したマクロはアプリからだけでなく、 スマートスピーカーを介した音声操作で実行することもできます。 たとえばボクは外出前に 「アレクサ、 あとよろしく」 と声をかけるだけで、 部屋中の照明とテレビ、 モニター、 エアコンが消えるように設定しています。

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照明にスイッチはいらない!

AlexaやSiri、 Googleアシスタントとつながるスマート照明なら、 たとえばこんなことができます。 朝の日の出とともに点灯し、 自然な目覚めをサポート。 気分に応じて 「集中モード」 「くつろぎモード」 「シアターモード」 など、 様々な光でシーンを彩ります。 外出時はかけ声一つで消灯。 もはや物理スイッチは要りません。

なにより、 スマートフォンひとつで自宅の照明をコントロールできる生活は快感そのもの。 既存の電球を差し替えるだけで良いので、 スマートホーム化においては最も手をつけやすい領域です。

リノベる|照明にカーテン、  ベッドまで…スマートホーム化がもたらす暮らしの恩恵 —— PHILIA 03

PHOTOGRAPH BY KUJO HARU

最近のお気に入りといえば、 モニター横のiPad AirにAlexaアプリを常駐させるスタイル。 部屋の照明を視覚的に操作できるのがメリットでしょうか。

スマートライトの王道ともいえる 「Philips Hue」 には、 電球からテープライトまで様々な種類がラインナップされています。 我が家ではダイニング照明に加えて、 デスク奥やキッチン下にテープライトを使用しています。

リノベる|照明にカーテン、  ベッドまで…スマートホーム化がもたらす暮らしの恩恵 —— PHILIA 03
リノベる|照明にカーテン、  ベッドまで…スマートホーム化がもたらす暮らしの恩恵 —— PHILIA 03
PHOTOGRAPH BY KUJO HARU
キッチン下にもテープライト。 PHOTOGRAPH BY KUJO HARU

キッチンに吊るされたレトロなエジソン電球。 実はこれもスマートライトです。 キッチン周りの光源はAlexaでグループ化しておくと、 「キッチン消して」 と言うだけで一度にオン/オフを操作することができます。

リノベる|照明にカーテン、  ベッドまで…スマートホーム化がもたらす暮らしの恩恵 —— PHILIA 03

PHOTOGRAPH BY KUJO HARU

もちろん従来の照明も活用していて、 たとえば備えつけの間接照明やモニターなんかは、 アマゾン純正のスマートプラグで根本からスマート化しているんですよ。

リノベる|照明にカーテン、  ベッドまで…スマートホーム化がもたらす暮らしの恩恵 —— PHILIA 03

PHOTOGRAPH BY KUJO HARU

モーションセンサーなら声すら不要

部屋に入ってすぐ横、 玄関部分に設置しているのは、 動きを感知するモーションセンサー。 声、 時間に並ぶ第三のトリガーとして機能します。

たとえば外から帰宅してドアを開けると、 自動で部屋の照明がつく。 エアコンが起動し、 PCの電源がオンになる…といった具合に、 ルーティンを自動化してくれるのです。

リノベる|照明にカーテン、  ベッドまで…スマートホーム化がもたらす暮らしの恩恵 —— PHILIA 03

PHOTOGRAPH BY KUJO HARU

そこには声すらも必要なく、 まさしく究極のスマートホーム化と言っていいでしょう。 愛用している 「Amazon Echo Flex」 + 「Third Reality モーションセンサー」 は残念ながら既に販売終了しており、 執筆時点で純正のモーションセンサーが存在しないのは辛いところです。

新規家電はAlexa搭載モデル一択

従来の家電は赤外線タイプのリモコンで操作するのが一般的で、 これらをIoT化するには 「スマートリモコン」 と呼ばれる中継機器を導入する必要がありました。

ところが昨今の家電やデバイスの多くは、 はじめからAlexaのような音声アシスタントを内蔵しています。 これにより、 Alexaに直接家電を紐付け、 コントロールできるのです。

エアコンと加湿器をIoTで連携

今回リノベーションに際して新調した家電はすべてAlexa搭載モデルをセレクトしました。 たとえばエアコンはダイキン製で、 アプリから運転スケジュールや温度を調整できるほか、 Alexaに紐付けて自動化(7時に暖房をつける、 出かける際に電源をオフにする、 など)も可能です。

リノベる|照明にカーテン、  ベッドまで…スマートホーム化がもたらす暮らしの恩恵 —— PHILIA 03

PHOTOGRAPH BY KUJO HARU

そしてリビング横の加湿空気清浄機もダイキン製。 Wi-Fi経由でエアコンと連動しているので、 たとえば暖房をつけると自動で加湿を始めてくれたりします。 冬の乾燥にはめっぽう弱いもので、 この機能にはどれだけ助けられたことか。

リノベる|照明にカーテン、  ベッドまで…スマートホーム化がもたらす暮らしの恩恵 —— PHILIA 03

PHOTOGRAPH BY KUJO HARU

スマートテレビを活用

テレビはAlexaGoogleアシスタントにネイティブ対応です。 Alexaによる音声操作やマクロはもちろん、 「Google TV」 搭載でスマートフォンのYouTube動画をテレビにストリーミングしたり、 パソコンの画面を手軽にミラーリングできるのが非常に便利。

Sonos Arcはテレビ下のサウンドバーとしてだけでなく、 Wi-Fi経由でSpotifyやYouTube Musicの音楽も再生できるスグレモノ。 ソファー左右に置いた 「Sonos One」 と合わせて、 サラウンドシステムを構築しています。

リノベる|照明にカーテン、  ベッドまで…スマートホーム化がもたらす暮らしの恩恵 —— PHILIA 03

スマートテレビとAlexa内蔵のスマートスピーカー(Sonos Arc)でリビングをデジタル化。 PHOTOGRAPH BY KUJO HARU

部屋を美しく保つスマート家電たち

アイロボット(iRobot)の 「ルンバ」 といえば、 お掃除ロボットの代表格ですね。 専用アプリには、 GPSで外出を検出すると自動で掃除をはじめてくれる 「自動連携」 機能がついています。 つまり留守中に掃除が完了してしまうので、 実際に動いている様子を見ることは滅多にありません。

ルンバの定位置は窓側のキャビネット下に。 「ルンバ基地」 ともいえるこのスペースには、 水拭きもできる床拭きロボット(ブラーバジェット m6)が控えています。

リノベる|照明にカーテン、  ベッドまで…スマートホーム化がもたらす暮らしの恩恵 —— PHILIA 03

手前:掃除用ロボット(ルンバ)、 奥:床拭きロボット(ブラーバジェット)。 PHOTOGRAPH BY KUJO HARU

キャビネットの上には、 変わった見た目のルームディフューザーが置いてあります。 実はこれも、 スマートフォンから操作できるIoT機器の一つ。 4つのフレグランスを指定した時間帯に散布し、 気分やシーンによって香りを使いわけることができる代物です。

リノベる|照明にカーテン、  ベッドまで…スマートホーム化がもたらす暮らしの恩恵 —— PHILIA 03

PHOTOGRAPH BY KUJO HARU

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細かい調整はスマートリモコンで実現

スマートリモコンは、 既存の家電や機器を 「IoT化」 するデバイス。 従来の家電は赤外線式のリモコンで操作しますが、 スマートリモコンは自身が中継となってこれらの物理リモコンを代替することで、 スピーカーからの操作を可能にします。

たとえば我が家には、 リモコンで開閉できる立川ブラインドの電動カーテンを付けています。 これだけでも十分便利ですが、 スマートリモコンと連携すれば、 音声操作にリモート操作、 自動化までできてしまうのです。

これらを駆使してできた最強のマクロがこちら。

(例)朝7時になると…
・ 照明がつく
・ スピーカーから音楽がなる
カーテンが開く
・ ベッドが起き上がる
リノベる|照明にカーテン、  ベッドまで…スマートホーム化がもたらす暮らしの恩恵 —— PHILIA 03
リノベる|照明にカーテン、  ベッドまで…スマートホーム化がもたらす暮らしの恩恵 —— PHILIA 03
リノベる|照明にカーテン、  ベッドまで…スマートホーム化がもたらす暮らしの恩恵 —— PHILIA 03
PHOTOGRAPH BY KUJO HARU
PHOTOGRAPH BY KUJO HARU
PHOTOGRAPH BY KUJO HARU

スマートリモコンを導入するもう一つのメリットは、 音声操作を細かくカスタマイズできること。 たとえばスマートテレビでは音量を少し上げる・下げるといったアバウトな音声操作しかできませんが、 スマートリモコンで入力をカスタマイズすれば、 「音量を5上げる」 「30秒スキップする」 といった細かい操作ができるようになります。

このようにIoT機器とスマートリモコンを組み合わせることで、 自由度の高いスマートホーム環境が構築できます。

スマートホームで便利な暮らしを手に入れよう

スマートスピーカーを軸にさまざまなIoT機器・家電を連携させることで手に入る、 快適かつ便利な暮らし。 スマートホームを追求する最大のメリットは、 面倒な家事やルーティンを自動化し、 自分時間を増やせる点にあります。

これまで当たり前だと思っていた暮らしがテクノロジーによって一変する様はすさまじく、 きっと誰もが驚くはず。 リノベーションとの相性も抜群で、 あらかじめスマートホームに必要なものを組み込んだ設計ができるのは、 ほかにない魅力の一つといえるでしょう。

「アレクサ、 あとよろしく」 ——その一言で照明が消え、 カーテンが閉まり、 ルンバが動き出す。 これこそ 「暮らしのアップデート」 、 近い将来のスタンダードじゃないでしょうか。

動画で紹介していただきました!


リノベる

2010年設立、 リノベーション・プラットフォーム事業を中心に展開する。 中古マンション探しとリノベーションのワンストップサービス 「リノベる。 」 を提供。 また都市創造事業として、 一棟リノベーション・コンバージョン、 商業施設・オフィス設計など事業者向けの不動産再生事業も行っている。

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