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ASUS Zenfone 10 レビュー

PHOTOGRAPH BY R.U.I

Review

ASUS Zenfone 10 レビュー。 コンパクトでパワフルな機能盛り盛りスマートフォン!

ASUS Zenfoneシリーズから10世代目となる新作が国内で発売されました。コンパクトなのに機能モリモリでヌルサク。先代モデルから正当進化し、使い勝手も向上したフラッグシップモデル「Zenfone 10」をレビューします。
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コンパクトなのに機能モリモリでヌルサク。 そんな新製品がでました。

その名も ASUS Zenfone 10

前作(ASUS Zenfone 9)も素晴らしかったけれど、 新作もしっかりスペックアップして登場。

極小まではいかずとも、 比較的小さめで使いやすい5.9インチの画面サイズがちょうど良い。

本記事ではそんなコンパクトでパワフルな ASUS Zenfone 10 をレビューしていきます。

ASUS Zenfone 10 とは

ASUS から発売された Zonfone 10 は、 現行最上位のハイエンドSoC 「Snapdragon 8 Gen 2」 を搭載したコンパクト(5.9型、 172g)でパワフルな Android スマートフォン。

最大リフレッシュレート 144Hz の AMOLED ディスプレイを搭載し、 非常に滑らかな映像で利用することができます。

最大 15W の Qi ワイヤレス充電にも対応し、 ケーブルレスでの利用も可能。

ZenTouch2.0」 というスマートキー機能と指紋認証センサーが融合した電源ボタンを搭載。 先代モデルからより進化して設定できる 機能も増えました。 指紋認証と顔認証のどちらも快適に行えるのもポイント。

他にもアダプティブ EIS(電子式手ぶれ補正)と 6軸ジンバルモジュールでブレのない動画撮影ができたり、 立体音響空間オーディオをサポートしていたり、 IP65/IP68 の防水・防塵に対応していたり、 デュアル SIM に対応していたり、 ツインアプリ機能で SNS アカウントを 2つ設定できたりなんかもする、 いろんな機能を詰め込んだ盛り盛り仕様です。

国内向け製品ということで非接触型決済のFelica(フェリカ)にも対応しており、 おサイフケータイによる電子マネーや交通系ICを使うことができます。

スペック、 技術仕様

ASUS Zenfone 10
メーカー ASUS
発売日 2023年9月8日
ハード 質量 約172g
サイズ 高さ約146.5mm × 幅約68.1mm × 奥行き約9.4mm
ディスプレイ 5.9型ワイド AMOLEDディスプレイ Corning® Gorilla® Glass Victus™
解像度 2,400×1,080ドット (フルHD+)
リフレッシュレート 最大144Hz
バッテリー 4,300mAh
充電 最大30W (Quick Charge 4.0/USB Power Delivery 3.0対応)
防水防塵 IP65/IP68
インターフェース USB Type-C×1 (USB 2.0)
ソフト OS Android™ 13 (ZenUI)
SoC Qualcomm® Snapdragon™ 8 Gen 2 (オクタコアCPU)
RAM 16GB/8GB
ストレージ(UFS4.0) 512GB/256GB/128GB
カメラ リアカメラ
  • 広角
    5,000万画素 (35mm換算:23.8mm相当/F値1.9)
  • 超広角
    1,300万画素 (35mm換算:12.5mm相当/F値2.2)
フロントカメラ
  • 3,200万画素 (35mm換算:29.4mm相当/F値2.4)
機能 ネットワーク IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax (周波数帯域:2.4GHz/5GHz/6GHz)
n1/n2/n3/n5/n7/n8/n12/n20/n28/n38/n41/n77/n78
SIM nanoSIMスロット×2
センサー 顔認証、 指紋認証(電源ボタン)
その他 Bluetooth® 5.3
NFC対応
Felica/おサイフケータイ対応
インカメラ顔認証
ワイヤレス充電対応
カラバリ ミミッドナイトブラック、 スターリーブルー、 オーロラグリーン、 エクリプスレッド、 コメットホワイト

AnTuTuベンチマークのスコア結果

Snapdragon 8 Gen 2 を搭載するフラッグシップモデルな ASUS Zenfone 10 。

ということで、 AnTuTuベンチマークのスコアが気になったので計測してみました。

計測結果は以下の通り。

測定機種 SoC
(CPU)
AnTuTuスコア
(総合)
AnTuTuスコア
(GPU)
Zenfone 10 Snapdragon 8 Gen 2 1577500 609158
Zenfone 9 Snapdragon 8+ Gen 1 1096122 464527
ROG Phone 7 Ultimate Snapdragon 8 Gen 2 1623986 611862

Zenfone 10 : 実測値。 SOURCE : GARUMAX

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ASUS Zenfone 10 の外観をレビュー

ASUS Zenfone 10

PHOTOGRAPH BY R.U.I

ASUS Zenfone 10 の外観は 5.9型(約 146.5mm × 68.1mm × 9.4mm)、 172g というコンパクトなサイズ感で、 持ったときに大きすぎず小さすぎずという絶妙なライン。

ディスプレイは AMOLED 有機 EL ディスプレイを採用しとても綺麗です。

ASUS Zenfone 10 本体側面
ASUS Zenfone 10 本体側面
ASUS Zenfone 10 本体側面
ASUS Zenfone 10 本体側面
PHOTOGRAPH BY R.U.I
PHOTOGRAPH BY R.U.I
PHOTOGRAPH BY R.U.I
PHOTOGRAPH BY R.U.I

わりと王道な配置と思いきや、 USB Type-C 充電ポートの横に SIMトレイがあったり、 上部には最近あまり見なくなったイヤホンジャックがあったりします。

SDカードは非対応。

本体右側には電源ボタンが下にあって、 ボリュームボタンが上にある扱いやすい配置です。 右手に持ったときに親指がちょうど電源ボタンの付近にきて押しやすい。

スピーカーは上部と下部にあるため横向きにしたときステレオになるよう配置されています。

ASUS Zenfone 10 本体側面

PHOTOGRAPH BY R.U.I

ホワイトの筐体はとても綺麗でケースをつけるのが勿体ないくらい。

ASUS Zenfone 10 カラバリ一覧

IMAGE BY ASUS

カラバリ展開はミッドナイトブラック、 スターリーブルー、 オーロラグリーン、 コメットホワイト、 エクリプスレッドの5色。

今回紹介している実機はコメットホワイトで綺麗な白色ですが、 他のカラーもポップだったりシックだったりと可愛い筐体が取り揃えられています。

個人的には今回紹介しているコメットホワイトは可愛いし、 ミッドナイトブラックはカメラれんずの黒色が馴染んで良い感じだし、 オーロラグリーンの緑やスターリーブルー・エクリプスレッドのくすんだ感じのカラバリも可愛いなと思います。

コンパクトさをiPhone13miniと比較

ASUS Zenfone 10 とiPhone13mini

PHOTOGRAPH BY R.U.I

私が所有している iPhone13 mini とコンパクトさを比較してみました。

サイズは 5.4インチの iPhone13 mini の方が小さいですが、 横幅はほんの少し Zenfone 10 の方が大きい程度。

白の色味は iPhone13 mini よりも Zenfone 10 の方がオフホワイト感があります。

どちらも綺麗な白で、 可能ならケースをつけずに利用したいと思わせてくれる筐体です。

ホワイトの筐体はとても綺麗ですが、 Zenfone 10 のレンズは大きくて目立ちますね。

しかしこの横幅(68.1mm)は握りやすく使いやすい。

インカメラのパンチホールは気になるかも

ASUS Zenfone 10 のインカメラ

PHOTOGRAPH BY R.U.I

インカメラのパンチホールは最近のハイエンドスマートフォンと比べると少々目立ちます。

と言っても真ん中ではなく左上にあるので使っていてそう気にはなりませんでしたが、 気になる人は気になるかもしれません。

その分と言ってはなんですが、 顔認証の精度やインカメラの質は高いです。

アクセサリーセット 「Zenfone 10 Connex Accessories Set」 もラインナップ

Zenfone 10 Connex Accessories Set

PHOTOGRAPH BY R.U.I

5,280円(税込)で Zenfone 10 用アクセサリーセットも発売。

構成内容は、 専用ケースと取り外し可能なプラスチック製スタンド、 シリコン製カードケースです。

Zenfone 10 Connex Accessories Set

PHOTOGRAPH BY R.U.I

ケースに穴があいていて、 そこにパチパチっと使いたい方を取り付ける使い方。

Zenfone 10 Connex Accessories Set

PHOTOGRAPH BY R.U.I

Zenfone 10 Connex Accessories Set

PHOTOGRAPH BY R.U.I

Zenfone 10 を手に入れた際は公式から発売されているアクセサリーセットも検討してみましょう。

ASUS Zenfone 10 の使用レビュー、 使ってみた感想

次は ASUS Zenfone 10 を実際に使ってみた感想をレビューします。

顔認証と指紋認証どちらも使えて精度も高い

ASUS Zenfone 10 のインカメラ

PHOTOGRAPH BY R.U.I

顔認証と指紋認証、 どちらかしか精度が高くないとか、 片方しか実装していないとかが多い昨今のスマートフォンたち。

Zenfone 10 はそのどちらも精度高く利用できました。

顔認証は少し離れていたり角度が変わっていたりしても反応します。

指紋認証も触れたらサクッと反応して快適。

顔認証の反応も早いので私が試用している間はほぼほぼ顔認証で開錠となり、 指紋認証がサブ扱いの利用となりました。

快適です。

スマホゲームの定番 「原神」 を動かしてみた

ASUS Zenfone 10 で原神を動かしてみる

PHOTOGRAPH BY R.U.I

有名な人気スマホゲーム 「原神」 を起動してみると FPS は 30 が初期設定でした。

これ以上 FPS を上げると端末が熱くなりやすいからこれくらいの設定にしておきましょうねという感じです。

FPS 30 で少し遊んでみましたが、 FPS がもっと下がったりして少しカクツキが感じられるシーンもありました。

いつでもずっとヌルヌルと FPS 60 で快適に遊びたい方はもっとゲームに特化したハイスペックな端末を用意した方が良さそうです。

と言っても遊べるのは遊べるし、 「Game Genie」 というゲームに最適なアプリケーションもプリインストールされておりカスタマイズ性も◎。

CPU温度や使用率、 FPSなどが常時小さくオーバーレイ表示できる機能も備わっているので、 いつも状態を見ながらゲームをしたい方にもぴったりです。

FPS 60 で遊んでみるとやはりスマートフォン本体が熱くなったので、 Zenfone 10 でどうしても原神を FPS 60 で遊びたい方は風を当てながらなど熱対策を。 さらに Game Genie のポップアップ表示で CPU温度などを確認しながら試してみましょう。

ASUS Zenfone 10 のカメラで撮った写真

加工編集なし、 WEBにアップする上でサイズの圧縮のみしています。

ASUS Zenfone 10 のカメラで撮った写真

PHOTOGRAPH BY R.U.I

ASUS Zenfone 10 のポートレートモードで撮影。

認識できないことが多いストロー部分も認識して、 綺麗に撮影できています。

ASUS Zenfone 10 のカメラで撮った写真
ASUS Zenfone 10 のカメラで撮った写真
PHOTOGRAPH BY R.U.I
PHOTOGRAPH BY R.U.I

ASUS Zenfone 10 の広角カメラで撮影。

暗くても良い感じに撮れていますね。

ASUS Zenfone 10 のカメラで撮った写真

PHOTOGRAPH BY R.U.I

ASUS Zenfone 10 の広角、 ナイトモードで撮影。

わりと真っ暗なところで撮影するとナイトモードが自動で起動、 暗いシーンでも撮影することができました。

[twenty20 img1=”26177″ img2=”26178″ offset=”0.5″ before=”フォーカス位置◯” after=”フォーカス位置×”]

PHOTOGRAPH BY R.U.I

こちらは私のデスクでトラックボール MX ERGOポートレートモードで撮影した写真。

これもまた綺麗に撮れていますが、 右側の写真のようにフォーカス位置を誤るとボケ方が不自然になってしまうという例としての紹介です。

あとからボケの量やフォーカス位置を変更できるので調整可能なので、 ボケの感じが不自然になってしまったときは調整しましょう。

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ASUS Zenfone 10 レビューのまとめ

こんな感じで今回はASUSの 「Zenfone 10」 をレビューしました。

コンパクトで使いやすく機能モリモリ。

重いゲームはFPSを下げた状態で遊べるという感じの製品です。

そのためゲーム用に端末が欲しい方はASUSのゲーミングスマホ 「ROG Phone」 がおすすめ。

あと筐体デザインが可愛いのも特徴です。

5.9型ディスプレイ(約 146.5mm × 68.1mm)で 172g というコンパクトなモリモリ Android スマートフォン。

大きすぎず、 でも小さすぎないハイスペックなスマートフォンをお探しの方はぜひチェックしてみてください。

  SOURCE