ASUSは8月18日、 日本発のストリートファッションブランド 「A BATHING APE®︎」 とのコラボレーションモデル 「ASUS Vivobook S 15 OLED BAPE®︎ Edition」 (K5504VA)を発表しました。
15インチ級ノートPCで、 薄型軽量を特徴とするSシリーズの最新モデル。 2製品4モデル展開で、 第13世代インテル Core i9-13900H プロセッサー、 または Core i5-13500H プロセッサーを搭載しています。
BAPEを象徴する迷彩柄のデザインや、 随所に配された可愛らしいキャラクターアイコンも魅力の一つ。 ここではその実機をチェックしていきます。
Vivobook S 15 OLED BAPE® Edition | ||
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メーカー | ASUS | |
発売日 | 2023年8月18日 | |
ハード | 質量 | 約1.6kg |
サイズ | 359.3×229.4×19.35mm | |
ディスプレイ | 15.6インチ OLED グレア液晶 |
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解像度 | 2,880×1,620 | |
リフレッシュレート | 120Hz | |
バッテリー | 75Wh | |
充電 | 90W (AC電源) | |
インターフェース | Thunderbolt 4 (Type-C) ×1 USB3.2 Gen1 (Type-A) ×1 USB2.0×1 HDMI×1 オーディオジャック |
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ソフト | OS | Windows 11 Home 64bit |
SoC | Intel Core i5-13500H (ベースモデル) Intel Core i9-13900H |
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Intel Iris Xe Graphics | ||
メモリ | 16GB (DDR5-4800) | |
ストレージ | 512GB/1TB (PCIe 4.0 ×4) | |
Webカメラ | 207万画素 | |
機能 | ネットワーク | Wi-Fi 6E IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax Bluestooth 5.1 |
センサー | 指紋認証 (Windows Hello) | |
カラバリ | ミッドナイトブラック/クールシルバー |
「A BATHING APE®︎」 とのコラボモデル
今回発売された 「Vivobook S 15 OLED BAPE®︎ Edition」 (K5504VA)は、 ファッションブランド 「A BATHING APE®︎」 とASUS 「Vivobook」 シリーズのコラボレーションモデル。
A BATHING APE®︎は1993年に東京で設立され、 30年にわたりストリートスタイルを発信し続けるブランド。 オリジナルのキャラクターを中心としたアイコニックなデザインが人気を集め、 現在では日本をはじめ米国、 イギリス、 フランス、 中国などグローバルに店舗を展開しています。
そんなA BATHING APE®︎にとって初のテックコラボとなる本製品は、 ブランドのシンボルとも言える迷彩柄を模した天板や、 キーボード・トラックパッドなど各所に散りばめられた装飾が特徴。 パームレストにはオリジナルキャラクターの 「BABY MILO(ベイビーマイロ)」 が刻印され、 可愛らしい外観に仕上がっています。
ノートPCの本体色はミッドナイトブラックとクールシルバーの2色。 それぞれオリジナルのバッグ、 ワイヤレスマウス、 キーボードステッカーとフィギュアが付属します。
今回お借りした 「クールシルバー」 モデルは青を基調にした配色が特徴。 迷彩柄にMiloフレンズが散りばめられた可愛らしいパッケージが所有欲を満たしてくれます。
かなり凝ったデザインの箱ですが、 接着剤は使用せず、 ハンドルまで紙製の環境に優しい内箱なのです。
天板にはフォトエッジング加工が施されており、 BAPEを象徴するカモフラージュパターンが刻まれています。 VivobookとBAPE、 双方のロゴが刻まれたエンブレムこそ、 この製品が唯一無二である証拠です。
本体を開くと、 迷彩パターンをまとったトラックパッドがお出迎え。 パームレストにはBAPEのロゴがさりげなく配されています。
トラックパッドは大型で、 押し込むとカチっと音がなる従来のタイプ。 テンキー付きのキーボードは海外モデルとキーフレームが共通化されており、 Enterや ¥、 BackSpace、 半角/全角周りがやや窮屈になっています。
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Type-C給電・AC電源に対応
インターフェースは、 Thunderbolt 4(USB 4)規格のType-Cポート1基、 USB Type-A (USB3.2 Gen1)1基、 USB 2.0 1基に加えて 、 HDMI、 オーディオジャックの構成。
左側面にはバッテリーインジケーターも付いています。 無線通信はWi-Fi 6E、 Bluetooth 5.1をサポート。 HDMIを除けば接続端子が3つとやや心許ない印象なので、 Bluetooth接続の周辺機器で補いたいところです。
豊富なコラボグッズ
本製品にはコラボモデルならではのオリジナルアクセサリも付属しています。 Bluetoothマウスはパッケージと親和性の高いデザインで、 黒色の付け替え用カバーも付属。 付属品ながら操作性は良好で、 作りもしっかりしている印象です。
さらに付属のキーボードステッカーを使えば、 PC本体をよりBAPE仕様にカスタマイズできます。 クールシルバーは青系、 ミッドナイトブラックは緑系でまとめられており、 どちらも魅力的。 欲を言うなら両方付けて欲しいところです。
PC本体を収納できるバッグはパッケージと同様の迷彩デザイン。 所々に顔を覗かせるMiloフレンズがキュートです。 バッグには、 A4サイズの書類やワイヤレスマウス、 ACアダプターなどが収納できます。
Baby Miloとノートパソコンのフィギュアも付属しており、 BAPEファンにはまさに垂涎の一品と言えるでしょう。
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性能は十分、 排熱性能も◎
Vivobook S 15 OLED BAPE®︎ Editionのディスプレイは15.6インチの有機EL。 解像度は2.8K (2,880×1,620) で、 リフレッシュレート120Hzの光沢(グレア)液晶です。
ラインナップは2製品4モデルで、 ベースモデルは第13世代インテル Core i5-13500H プロセッサー、 上位モデルはインテル Core i9-13900H プロセッサーを搭載しています。
- K5504VA-MA253W(ミッドナイトブラック)、 K5504VA-MA265W(クールシルバー)
- CPU: Core i5-13500H
- メモリ: 16GB (LPDDR5-4800)
- ストレージ: 512GB (PCI Express 4.0 ×4接続)
- 希望小売価格: 149,800円(税込)
- K5504VA-MA262W(ミッドナイトブラック)、 K5504VA-MA254AW(クールシルバー)
- CPU: Core i9-13900H
- メモリ: 16GB (LPDDR5-4800)
- ストレージ: 1TB (PCI Express 4.0 ×4接続)
- 希望小売価格: 199,800円(税込)
排気口は背面を中心に多数用意されており、 排熱性能も良好。 キーボード上部を除き、 長時間の使用でも熱を感じることはありませんでした。
バッテリーは75Wh相当で、 駆動時間は公称14.4時間。 バッテリー残量0の状態から約1.8時間でフル充電が可能。 15インチ級ですが、 モバイルノートとして持ち運びにも適した仕様になっています。
両者の良さが反映された一台
Vivobook S 15 OLED BAPE®︎ Editionの実機を使ってみると、 ASUSとBAPE、 両者の良い部分が随所に反映されていることに気づきました。 本体のデザインはもちろん、 充実のアクセサリ類も可愛らしく、 完成度の高いものばかり。
全モデルが最新のインテルCoreプロセッサを採用し、 コラボモデルながら性能に妥協がないのも好印象。 10万円台と手ごろな価格も入手のハードルを下げてくれるでしょう。
なおASUSは本製品の発売に合わせて、 「二子玉川 蔦屋家電」 にて2023年8月18日から8月21日にかけて特別展示を実施。 来場者にはコラボ記念のオリジナルグッズがプレゼントされるほか、 実機を手にとって体験することが可能です。
同時に、 「代官山 蔦屋家電」 でも8月18日〜9月17日にかけて同機の展示を実施。 実機を試してみたい方は、 ぜひ訪れてみてください。
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