人工知能(AI)の研究を目的とし、2015年にサムアルトマン(Sam Altman)、イーロン・マスク(Elon Musk)らを中心に設立された。非営利企業として人類全体に利益をもたらす友好的なAIの開発に取り組んできたが、資金調達の問題から2019年に営利法人「OpenAI LP」を創設。2023年1月にはマイクロソフトから100億米ドルの出資を受け、パートナーシップを締結した。
文章生成モデルの「GPT」、画像生成モデルの「DALL·E 2」、音声認識モデルの「Whisper」など、さまざまなAIモデルを発表している。一方で、高度な汎用型AIの登場により、誤情報の拡散や偏見を助長するなどの問題も表面化した。OpenAIによる個人情報の収集やプライバシー保護に対する懸念も増している。
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