先日リリースされたばかりの iPadOS ですが、 これに合わせて iPad の定番手書きノートアプリ 「GoodNotes 5」 も大幅アップデート。
Dark Mode(ダークモード)の実装に加え、 複数のノートを分割画面で表示できるように。 さらに、 OCR(光学文字認識)による紙媒体のスキャン機能も追加されました。
個人的にも最高な今回のアップデートですが、 新しい 「GoodNotes 5」 で具体的にどんなことができるのか、 ここでは簡単にまとめていきたいと思います。
目玉は3つ
今回のアップデートで追加された要素は主に3つ、 「複数ウインドウ」 「ダークモード」 「OCRスキャナ」 です。 前2つは今秋リリースされた 「iPadOS」 の新機能に対応したかたちとなります。
スキャナ機能の実装は本当にすごい。 App Store には 1,000 円ほどの有料スキャナアプリが沢山あるのに、 GoodNotes 5 を買えばノートもかけてスキャンもできてしまう訳です。 実際に使ってみた感想は後ほど。
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複数ウインドウ対応で使い勝手が格段に向上
待望の機能がついに実装されました。 同一アプリを並べて表示できる 「複数ウインドウ」 では、 一つのノートを左画面に、 もう一つのノートを右画面に表示、 といったような分割表示ができます。 これにより、 わざわざタブを切り替えずとも2つのノートを同時に参照することができる訳です。
たとえば、 PDFファイルとノートを並べて表示して、 PDFを参照しながら同時並行でノートをとる、 なんてことができちゃうんですね。
複数ウインドウでノートを表示する方法。 IMAGE BY KUJO HARU
複数ウインドウでノートを開くには、 表示したいノートを開いた状態で、 タブを画面端にドラッグすればOKです。 直感的でカンタン。
ダークモードに対応
iPadOSで実装されたダークモードですが、 「GoodNotes 5」 もようやく対応しました。
適応すると、 ノートの背景とツールバーが濃いグレーになり、 さらにタブは暗めでおしゃれなブルーにチェンジ。 シックで良い感じです。
さらにテンプレートには背景が黒のノートも追加されたので、 「完全ダークモード」 を味わいたい方はこちらもどうぞ。
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スキャンして即デジタル化、 テキスト検索まで可能
新しい 「GoodNotes 5」 ではスキャナ機能が実装され、 紙媒体を iPad のカメラでスキャンし、 そのままデータ化することが可能になりました。
上のように iPad のカメラでスキャンしたい書類を撮影すると、 4辺を自動で認識してPDF化してくれます。 さらにOCR(光学文字認識)で読み取ってくれるので、 スキャンした書類はすぐにテキスト検索をかけることが可能です。
ジェスチャーで 「取り消し」 「やり直し」 操作ができる
3本指を左にスワイプで取り消し、 右にスワイプでやり直し(メモアプリの例)。 IMAGE BY APPLE
ジェスチャー操作自体には Ver 5.1 からすでに対応していましたが、 今回のアップデートで iPadOS標準のジェスチャー操作が使えるようになりました。
3本指を左にスワイプすると取り消し(Undo)、 右にスワイプするとやり直し(Redo)ができます。 これが結構便利で、 いちいち Undo ボタンを押さなくてもジェスチャーでやり直しが効くのでかなりの時間短縮になります。
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期待に応えるアップデート
「GoodNotes 5」 ver 5.3.1 で追加された要素はざっとこんな感じです。 特に複数ウインドウやジェスチャー機能は、 使い方次第で生産性をグッとあげることができるのではないでしょうか。
GoodNotes 5
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ありがとう。参考になりました。
Ryuichiさん、コメントありがとうございます!
こちらこそ記事を読んでいただけて嬉しい限りですm(__)m