iPadやiPhone、 MacなどのAppleユーザーに大人気の手書きノートアプリ 「Goodnotes」 の新バージョン 「Goodnotes 6」 がリリースされました。 本記事では 「Goodnotes 6」 の新機能やアップデート情報を詳しく解説します。
手書きノートアプリの決定版 「Goodnotes 6」 がリリース
Goodnotesは、 Time Base Technology Limited社が提供するiPadやiPhone、 Mac向けのノートアプリです。 Apple Pencilのようなスタイラスペンを使って手書きできるのが特徴で、 端末に読み込んだPDFファイルや画像に書き込むのはもちろん、 手書き文字のテキスト化もできます。
そんなGoodnotesの最新バージョン 「Goodnotes 6」 は、 2023年8月9日にリリースされました。 前作から4年ぶりの待望のアップグレードということもあり、 より洗練されたUIデザインと高い機能性を備えた今までにない手書きノートアプリとして注目を集めています。
本作ではiOS・Macに加えてAndroid版・Windows版がリリースされているのも特徴。 従来の欠点であったクロスプラットフォームでの同期と利用が本格的に実現しました。
Goodnotes 6
Time Base Technology Limited無料posted withアプリーチ
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Goodnotes 6の新機能
Goodnotes 6でアップデートされた新機能は次のとおりです。
- AI機能
- ペンジェスチャー
- インタラクティブ試験対策
- フォルダやノートのカスタマイズ
- 新しいUI
- デジタル文房具を販売するマーケットプレイス
特に注目のアップデートについて詳しく解説します。
新しいUIデザイン
Goodnotes 6では、 メイン画面やノートのユーザーインターフェイスが大幅に刷新されました。 これまでのバージョンでは画面下部にあったメニューがサイドに移動し、 フォルダやアイコンもポップなデザインに生まれ変わりました。 ノートやツールバーのカラーも明るくなるなど、 レイアウトが大きく変更されています。
AI機能でノート作成をスムーズに!
今回のアップデートの目玉機能であるAI機能を活用することで、 より素早くスムーズにノートを作成できます。
- 手書き文字のスペルチェック
- 数式変換
- 入力候補の表示
- AIタイプ入力 (サブスクリプションのみ)
- AI数学アシスタント (サブスクリプションのみ)
AI機能の一部は試験的にリリースされています。 スペルチェックと入力候補については対応言語が英語・ドイツ語・スペイン語・オランダ語のみと限定的。 今後のサービス規模拡大に期待したいところです。
ペンジェスチャーでツールの切り替え不要
Goodnotes 5では必要に応じてツールの切り替えが必要でしたが、 ペンツールのみで様々なアクションが実行できるように進化しました。
- 消したい文字をペンで擦るだけで消去できる
- シェイプとハイライトを消去できる
- 対象の文字を囲んで選択できる
カットやコピー、 削除はもちろん、 テキストのサイズ変更やカラー変更にも瞬時に対応できます。
インタラクティブ試験対策
インタラクティブ試験対策は学生向けにリリースされた問題集機能です。 マーケットプレイス上の 「インタラクティブ試験対策」 のカテゴリーよりダウンロード可能です。 現状日本向けのコンテンツはないものの、 海外への留学を検討されている方、 グローバルな教材を使って知識を増やしたい方におすすめの機能といえるでしょう。
フォルダ・ノート表紙をカスタマイズ
フォルダやノートのデザインを自由にカスタマイズできるのも、 Goodnotes 6の大きな特徴です。 カスタマイズできるデザインは次のとおり。
- フォルダの色
- アイコンの追加
- ノートの表紙の色変更
- ノートサイズのカスタマイズ
従来のGoodnotesではフォルダの色が水色のみでしたが、 色の変更やアイコンの追加が可能です。 そのほかにも、 ノートの表紙デザインやノートサイズも自由にカスタマイズできるのもうれしいポイントといえるでしょう。
デジタル文房具を販売するマーケットプレイス
Goodnotes 6では、 マーケットプレイスを開設し、 アプリで利用できるノートや表紙のテンプレートをはじめ、 スケジュール用のプランナーやステッカーなどを購入できるように進化しました。 先述したインタラクティブ試験対策の問題集も、 こちらのマーケットプレイスからダウンロードできます。
Goodnotes 6の料金システム
Goodnotes 6には、 年間サブスクリプションと一括払いの買い切りタイプの2種類の料金プランがあります。
- 年間サブスクリプション : 1,350円/年
- 買い切り : 4,080円
サブスクプランはアカウントに紐づけられ、 Appleデバイスのほか、 WindowsやAndroidなどプラットフォームを超えて利用が可能。 AI補助機能の一部はサブスクリプションユーザーのみ利用することができます。
買い切りプランはiOS・iPadOS・macOSとすべてのAppleデバイス間で永久利用できる一方、 Windows・Androidでは利用することができないため、 注意が必要です。
Goodnotes 6の無料版と有料版の違い
Goodnotes 6には有料版だけでなく、 無料版もあります。 無料版で利用できる機能は次のとおりです。
- 3冊分のノートブックを作成できる
- 録音機能は1冊のノートにつき20分まで
- テンプレートのファイルサイズは5MBまで
- 手書きAI機能
- インタラクティブ試験対策教材への限定的にアクセスできる
EメールからGoodnotesへのインポートができなかったり、 エクスポートされた文書には透かし文字が入るなどの制限があります。 有料版の利用を検討されている方が、 試験的に使うのが良いかと思います。
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Goodnotes 5ユーザーは特別価格でアップグレード可能
すでにGoodnotes 5を購入しているユーザーは、 期間限定で特別価格にて最新バージョンにアップグレードできます。 割引率は、 購入時期によって異なります。
- 2023年7月1日〜8月8日に購入した場合:初年度100%OFF(無料)
- 2023年1月1日~6月30日に購入した場合:初年度50%OFF
- 2023年以前に購入した場合:初年度25%OFF
- 2023年7月1日〜8月8日に購入した場合:33.3%OFF
- 2023年1月1日~6月30日に購入した場合:26.6%OFF
- 2023年以前に購入した場合:20%OFF
なお、 アップグレードする際は、 Goodnotes 5がインストールされているデバイスを使って行ってください。
Goodnotes 6からダウングレードできる?
最新機能が満載のGoodnotes 6ですが、 前のバージョンの方が使いやすいと感じる方もいるでしょう。 最新版にアップグレードした後も、 Goodnotes 5へのダウングレードは可能です。 アプリの設定画面から、 Goodnotes 5に切り替えて利用できますのでご安心ください。
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まとめ
iPadユーザーを中心に大人気の手書きノートアプリ・Goodnotes 6の最新機能をはじめ、 特徴や料金プランについて解説しました。 既にGoodnotes 5をお使いの方は、 アップグレードを検討することをおすすめします。 また、 これからGoodnotesを活用したいと検討中の方は、 無料版をダウンロードして使い勝手をチェックしてみましょう。
SOURCE