レノボの2画面ノートPC 「Yoga Book 9i」
レノボの2-in-1ノート「Yoga Book」シリーズは2016年から展開されており、2画面のノートPCを長きにわたって開発してきた実績があります。
「Yoga Book 9i」は13.3インチ 2.8K解像度のOLEDを2画面備えており、通常のラップトップ的な使い方はもちろん、2画面をまたいだブラウジングや電子書籍リーダーとしても使えるのが魅力。2画面を上下や左右に立てた状態で使うこともでき、Bluetooth接続の物理キーボードやスタイラスと組み合わせることで創造力を満たすことができます。
PHOTOGRAPH BY LENOVO
主な仕様として、CPUにIntel Core i7-U15、RAMは16GB(DDR5)、最大1TBのSSD、80Whrバッテリーを搭載。2023年6月に発売予定で、価格は2099.99ドル(日本円で約268,500円)。日本国内での発売は未定となっています。
バッテリー駆動の完全ワイヤレステレビ 「Displace TV」
PHOTOGRAPH BY DISPLACE
米国発のスタートアップ、Displaceの手がけたOLEDテレビは、電源ケーブルを含むあらゆるコードが不要な世界初の完全ワイヤレステレビを謳っています。
その仕組みは、チューナーや電源機能をベースユニットとして分離し、Wi-Fi 6Eで映像をストリーミングするというもの。Displace TVは独自のバッテリーパックを搭載しており、1日6時間程度の視聴ならば30日間は充電不要で使えるといいます。
PHOTOGRAPH BY DISPLACE
ディスプレイはOLED、55インチ。重量は約9kgありますが、背面の吸着パッドで壁や窓ガラスなど好きなところに設置できるのだとか。テレビとしての使用だけでなく、会議用のモニターやイベント用のディスプレイなど、セッティングが必要な場面で重宝しそう。
Displace TVはウェブサイトで予約を受け付けており、2023年12月の発送を予定しています。価格は2999ドル(日本円で約383,500円)。
シチズンのスマートウォッチ 「CZ Smart PQ」 で、健康管理をパーソナライズ
シチズンが発表したスマートウォッチの新モデルはグーグルのウェアラブル向けOS「Wear OS 3」で駆動します。
通常のWear OSにはない機能として、ヘルスケア関連に特化した独自アプリ「CZ Smart YouQ」を搭載。IBMが開発した人工知能システム「Watson」を利用し、米航空宇宙局(NASA)の研究に基づき開発されたこのアプリは、収集したフィットネスデータからユーザーのくせや特徴を学習し、パーソナライズします。
IMAGE BY CITIZEN
睡眠や心拍数、ストレスレベルなど、ユーザーごとに基準値を学習することで、たとえば1日のどの時間帯に最も効率よく仕事ができるか教えてくれたり、ユーザーの気分の落ち込みを感知し対策を提案したりといった振る舞いを可能にするというのです。
これらの機能が実際どこまで機能するかは不明ですが、従来の機能を進化させる独自アプリについては試すだけの価値がありそうです。
Acerのエアロバイク一体型デスク 「eKinekt BD 3」
在宅ワークが増えるとデスクに座りっぱなしで、体を動かす機会は減ってしまいがち。Acerの「eKinekt BD 3」は、そんな悩みを解決してくれるかもしれません。コンセプトはエアロバイクにデスクを取り付けた、というシンプルなものですが、仕事と運動の両立は限られた時間を活用するヒントになるでしょう。
IMAGE BY ACER
eKinekt BD 3には発電機構も備わっており、USB TypeA・TypeCポートを介して、自転車を漕いだぶんだけラップトップやスマートフォンを充電できます。60rpmで1時間のサイクリングを行えば、75W分の電力を生成可能。スマートフォン上のアプリと連携すれば、運動時間や消費カロリー、発電量などをリアルタイムで確認できます。
人と一緒に寝落ちする癒やしロボット 「LIGHTONY(ライトニー)」
スマートフォンを介して会話ができる「BOCCO emo」や可愛らしいしっぽが特徴の「Qoobo」など、ユニークなロボットを手がけるユカイ工学。そんなユカイ工学が新たに開発したのは、人と一緒に寝落ちする癒やしロボットの「LIGHTONY(ライトニー)」です。
IMAGE BY YUKAI ENGINEERING
普段はうたた寝しているライトニーですが、「ライトニー、起きて」と声をかけると、目を開けて手元を優しく照らしてくれます。点灯時間が長くなるとライトニーはウトウトし始め、そのうち目を閉じて寝てしまうというお茶目な一面も。
利便性に特化した世の照明器具とは真逆のスタンスですが、従来の無機質なロボットのイメージを覆す人間味で、思わず世話したくなるような愛らしさがあります。ライトニーのデモ機はCES 2023の会場で初公開され、今後製品化に向けた開発を進めていくとのことです。
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