スマホゲームが大好きなあなたに朗報です。
ASUS から発売されている ROG Phone というゲーミングスマートフォンはご存知でしょうか?
この度新作の ROG Phone 7 が発売されました。
ROG Phone 7 はスマホゲームをより快適に楽しむために開発された最新鋭のゲーミングスマートフォンということもあり、 かなりパワフルな性能となっています。
最新のプロセッサや大容量のメモリ、 高画質なグラフィックスや長寿命なバッテリーライフ。
さらに USB-C ケーブル接続時はバイパス充電も選択可能で発熱やバッテリーの劣化を抑えることが可能。
ゲームに特化した Android スマートフォンなのでゲーミングモードがあったり専用のランチャーがあったり、 機能やアプリも充実しています。
本記事ではスマートフォンゲーマーにとって重宝する ROG Phone 7 を詳しく紹介、 レビューします。
ROG Phone 7 とは
ROG Phone 7は、 ASUSが開発したゲーマー向けスマートフォンです。 ROG(Republic of Gamers)のブランド名が示すように、 高性能なハードウェアとゲーミングに特化した機能を備えています。 スマホゲームが大好きな人にとっては非常に魅力的な製品と言えるでしょう。
ROG Phone 7の評判と人気
ROG Phoneシリーズは、 その高いゲームパフォーマンスや特徴的なデザインから、 ゲーム愛好家やプロゲーマーの間で高い評価を受けています。
Questでもレビューした 「ROG Phone 6」 は、 モバイルゲームに特化した設計に加えて、 便利な機能とオプションを備えた至高の一台でした。
最新モデルとなるROG Phone 7は、 SoCにクアルコムの 「Snapdragon 8 Gen 2」 を採用することで性能を強化。 メモリは先代のLPDDR5と比べて約33%高速と謳うLPDDR5Xに換装、 ストレージはUFS 4.0対応となり、 先代のUFS 3.1から約2倍高速になっています。
製品仕様
ROG Phone 7 (AI2205) | |||||
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型番 | ROG7-BK16R512 | ROG7-WH16R512 | ROG7-BK12R256 | ROG7-WH12R256 | |
本体カラー | ファントムブラック | ストームホワイト | ファントムブラック | ストームホワイト | |
プラットフォーム | Android™ 13 (ROG UI) | ||||
プロセッサー | プロセッサー名 | Qualcomm® Snapdragon™ 8 Gen 2 (オクタコアCPU) | |||
動作周波数 | 3.2GHz | ||||
メインメモリ | 搭載容量 | 16GB | 12GB | ||
仕様 | LPDDR5X | ||||
表示機能 | ディスプレイ | 6.78型 ワイドAMOLEDディスプレイ Corning® Gorilla® Glass Victus™ |
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解像度 | 2,448×1,080ドット (フルHD+) (165Hz) | ||||
グラフィックス機能 | Adreno 740 | ||||
記憶装置 | 内蔵ストレージ | 512GB (UFS 4.0) | 256GB (UFS 4.0) | ||
サウンド機能 | サウンド規格 | Hi-Res Hi-Res Wireless Dirac HD Sound |
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スピーカー | デュアルフロントスピーカー内蔵 | ||||
マイク | トリプルマイク内蔵 | ||||
カメラ | アウトカメラ |
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インカメラ |
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センサー |
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通信機能 | 無線LAN | IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax (周波数帯域:2.4GHz/5GHz/6GHz) |
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Bluetooth®機能 | Bluetooth® 5.3 | ||||
FMラジオ | – | ||||
NFC | 搭載 | ||||
通信方式 | 5G NR | n1/n2/n3/n5/n7/n8/n12/n18/n20/n25/n26/n28/n38/n40/n41/n48/n66/n77/n78/n79 | |||
FDD-LTE | B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B17/B18/B19/B20/B25/B26/B28/B32/B66 | ||||
TD-LTE | B34/B38/B39/B40/B41/B42/B43/B48 | ||||
キャリアアグリゲーション | 7CA(DL)/2CA(UL) 対応 | ||||
W-CDMA | B1/B2/B4/B5/B6/B8/B19 | ||||
GSM/EDGE | 850/900/1,800/1,900MHz | ||||
テザリング機能 | 対応 | ||||
入力機能 | ポインティングデバイス | 10点マルチタッチ・スクリーン (静電容量方式) | |||
インターフェース | USBポート |
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SIMカードスロット | nanoSIMスロット×2 | ||||
3.5mmイヤホンジャック | マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック×1 | ||||
防水・防塵 | IP54 | ||||
電源 | USB ACアダプターまたはリチウムポリマーバッテリー | ||||
バッテリー駆動時間 | Wi-Fi通信時 | 約17.3時間 | |||
モバイル通信時 | 約17.9時間 (LTE) 約15時間 (5G) |
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連続通話時間 | 約2,724分 (3G) 約3,228分 (VoLTE) |
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連続待受時間 | 約315時間 (3G) 約413時間 (LTE) 約375時間 (5G) |
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バッテリー充電時間 | 約44分 | ||||
バッテリー容量 | 6,000mAh | ||||
消費電力 | 最大65W (Quick Charge 5.0/USB Power Delivery 3.0対応) |
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サイズ | 高さ173mm×幅77mm×奥行き10.3mm | ||||
質量 | 239g | ||||
保証期間 | 端末本体/本体内蔵バッテリー/USB AC アダプターセット :購入日より12ヶ月間の日本国内保証 |
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主な付属品 | USB ACアダプターセット、 SIMイジェクトピン、 Aero Case、 ユーザーマニュアル(兼製品保証書) |
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ROG Phone 7 の外観をチェック
パッケージはブラックとシルバーを基調にした格好良いデザイン。
- ROG Phone 7 本体
- Aero Case
- USB-C 充電アダプター
- USB-C to C 充電ケーブル
- SIMイジェクトピン
- ユーザーマニュアル(兼製品保証書)
ROG Phone 7 はゲーミングスマートフォンですが、 サイズ感は普通のスマートフォンと変わらず、 背面に独自の LED パネルが組み込まれているのが一風変わったポイントとなります。
充電などで使う USB-C ポートは本体下部だけでなく左側面にも備わっており、 縦使用・横使用どちらでも邪魔になりにくい使い方ができます。
付属の専用ケース 「Aero Case」 を装着するとこんな感じに。
カメラ・レンズ部分と、 LEDライトが埋め込まれている部分がくり抜かれています。
ROG Phone 7 はゲーミングスマートフォンですが、 カメラ性能もしっかりしています。
アウトカメラは 5,000万画素の広角カメラ、 1,300万画素の超広角カメラ、 500万画素のマクロカメラを搭載。
インカメラは 3,200万画素のカメラが備わっています。
普段使いするにも抜かりない性能です。
ROG Phone 7 の特徴を紹介
ROG Phone 7 はゲーミングスマートフォンですが、 通常のスマートフォンと考えたときかなりハイスペックな端末と言えます。
まずは通常利用時にも嬉しい特徴を紹介していきましょう。
ディスプレイの特徴
ROG Phone 7 は 6.7インチの大型 AMOLED ディスプレイを搭載し、 視認性が良く非常に快適です。
また、 60Hz から最大 160Hz の高いリフレッシュレートにより動きがとてもスムーズ。 HDR10+ 対応により鮮やかでリアルな色彩を表現します。
画面内に指紋認証センサーを搭載しており、 顔認証と指紋認証とパターン認証など複数の方法でロック解除ができるのも魅力的です。
6.7インチのディスプレイは縦長タイプ。
5.4インチの iPhone 13 mini と比較すると横幅は少し大きく、 縦幅はかなり長くなっていることがわかります。
パフォーマンスの向上
ROG Phone 7 はクアルコムの 「Snapdragon 8 Gen 2 (オクタコアCPU)」 という最新のプロセッサと大容量のRAM(16GB or 12GB)を搭載。
これにより、 高度なグラフィックスや複雑な処理を要求するスマホゲームもスムーズに動作します。 また、 冷却システムも進化していたりバッテリーが CPU を避けた位置に配置されていたりとかなり良くなっています。
バッテリーの持ち時間
ROG Phone 7 は 6,000mAh という脅威の大容量バッテリーを搭載しています。
と言ってもバッテリーライフは公式でだいたい15〜18時間なのでそう長くない印象。
しかし実際に使ってみるとかなり長く利用できたので、 ゲームをしていない時間が長いと割りと長寿命になる印象です。
さらに ROG Phone 7 標準の Armoury Crate というシステム設定アプリで細かい設定もできるため、 日やシーンによってバッテリーの使い方を変更することも可能。
また、 最大65W (Quick Charge 5.0/USB Power Delivery 3.0対応) の高速充電にも対応しており、 約44分で充電完了します。
実際に充電してみたらめちゃくちゃ早くてびっくりしました。
USB-C ポートが下部と左部の 2箇所あるため縦持ち横持ちで快適に操作できるところも素敵なポイントです。
防水・防塵対応
ROG Phone 7 は IP54 の防水・防塵に対応します。
ゲーミングスマートフォンでは初となる機能で、 さまざまなシチュエーションでゲームを楽しむことができます。
カメラ性能
[twenty20 img1=”25729″ img2=”25730″ offset=”0.5″ before=”通常” after=”ポートレートモード”]通常モードとポートレートモードの作例比較。 PHOTOGRAPH BY R.U.I
デスクにあるトラックボールの写真を撮ってみるとこんな感じに撮れました。 5,000万画素 広角カメラ (35mm換算:23.8mm相当/F値1.9) のメインカメラを×2で利用。 Webにアップする都合上縮小保存だけしています。
通常の 「写真」 と 「ポートレート」 の例となります。
無編集でこれだけ撮れるのはなかなか良いのではないでしょうか?
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ゲームに特化した機能がたくさん
ROG Phone 7 はゲーミングスマートフォンという名の通り、 スマホゲームをより楽しむための様々なゲーム専用の機能を備えています。
たとえば、 自由自在にカスタマイズして物理ボタンのように使えるトリガーボタン 「AirTrigger 7」 。
超音波タッチセンサーを利用し、 コントローラーの L/R ボタンと同じような感覚で操作ができます。
このまま詳細も説明しましょう。
AirTrigger 7 で操作ボタンを増やせる
AirTrigger 7 とは、 スマホの側面に配置された専用のトリガーボタンのこと。
このボタンを使うことで通常のタッチ操作に加えて、 ゲームによってはトリガーボタンの操作が可能になります。
L1/R1ボタンは好きな位置に配置することができるので、 自分の環境にあったカスタマイズが可能です。
AirTrigger 7 を利用することで画面内のボタン位置を見失って操作ミスしてしまう、 という確率はぐんと減ります。
たとえばシューティングゲームではエイムや射撃がよりスムーズに行えたり、 レーシングゲームではハンドル操作やブレーキ・アクセルのコントロールがしやすくなったりします。 モーションコントロール・ジェスチャーによる操作も可能です。
操作できるボタンが増えることでゲームの操作性が向上し、 より一層ゲームをやり込むことができるでしょう。
さらに AirTrigger 7 では超音波タッチセンサーを9つの動作で操作可能となっています。
画面内の領域をタップ横方向にスワイプ縦方向にスワイプ左右のボタンを2分割にし、 計4ボタンとして使用ボタンを押し続けることで連続タップなど、 ボタンによるさまざまな操作をサポートしています。
複雑な操作ができる分、 使いこなすにはコツが必要ですね。
また、 ゲームによっては規約違反になる可能性もあるので遊んでいるゲームの規約をチェックしてから試してみましょう。
そしてこの AirTrigger 7 センサーはゲーム利用時以外にも活躍します。
向かって右側上下に配置された 2箇所のセンサーは縦向きでの使用時、 端末を握ることで特定の機能を起動したりアプリを起動したりすることができます。
ゲーム以外の利用時も物理的なショートカットキーが増えるようなイメージです。
実際に使ってみて注意が必要だと感じた点は、 誤操作してしまう可能性もあるということ。
最初に握る強さを測定されるので、 ちょっと強めにしておいた方が良いかもしれません。
カスタマイズ可能なライティングシステム
ROG Phone 7 には背面のロゴ部分に独自のライティングシステムが搭載されています。
このライティングシステムはカスタマイズが可能で、 電源ON時・充電中・XモードON時・ゲーム中・着信時など、 特定の状況下において光らせたりアニメーション調で表示させることが可能です。
まさにゲーミングと名のつくスマートフォンであることが一目でわかるポイントです。
上位機種の 「ROG Phone 7 Ultimate」 であれば細長い背面ディスプレイを搭載しており、 自分好みにカスタマイズしたアニメーションを表示することも可能。 テキストアートを自分で作成したりできるので楽しみとオリジナル性が 1つ増えます。
長時間の連続プレイに対応
スマホゲームをプレイするときに気になるバッテリーライフ。
ROG Phone 7 は 6,000mAh の大容量バッテリーを搭載しており、 急速充電にも対応しているためゲームをする上で頼りになること間違いなし。
さらに USB-C 充電ケーブルを接続したときに通常の充電か、 バッテリーを介さないバイパス充電でパススルー電源供給もできるのが大きなポイント。
充電しながらゲームをするとバッテリーの劣化が激しく寿命が短くなるところ、 ROG Phone 7 はシステムに直接電源供給できる仕組みを搭載しているためバッテリーの劣化を抑えることができます。
休日に 1日中スマホゲームをしたい! という悩みも簡単に解決できるゲーミングスマートフォンです。
ROG Phone 7 レビューのまとめ
こんな感じで今回は ASUS から発売されたゲーミングスマートフォン 「ROG Phone 7」 をレビューしました。
ROG Phone 7 はスマホゲームが大好きな人にとって理想的な選択肢だと言えましょう。
- 最新鋭のスペック
- 物理的に操作できるL/Rタッチセンサー
- ゲームに特化したXモードシステム
- バッテリーを介さず電源共有
- 6000mAhの大容量バッテリー
- バッテリー充電時間が44分と爆速
- IP54(防塵防水性能)対応
- カメラ性能も抜かりなく綺麗に撮れる
ハイスペックなゲーミングスマートフォンなので相応の価格はしますが、 iPhone Pro シリーズの価格と比較したら安く感じるハイスペック具合です。
基本スペックはもちろん、 L/Rタッチセンサーで物理キーを増やせるところがスマホゲーマーにとって嬉しいポイントだと感じました。
まさにゲーム機な ROG Phone 7 。
細かいところですが何か操作したときの効果音も心踊る音になっていました。
スマホゲームをより一層楽しむため、 ぜひ検討してみてください。
大容量バッテリーやカメラスペック、 防水・防塵対応で普段使いにもより良く利用できます。
SOURCE