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メルセデス・ベンツ、新型EQSに搭載する56インチの巨大タッチスクリーンを発表:CES2021

メルセデス・ベンツは、2021年発売の新型EV「EQS」セダンに搭載するダッシュボードとして、56インチの変形タッチスクリーンを発表した。3つのディスプレーからなる幅141cmの湾曲スクリーンで、8コアCPUと24GBRAMを搭載。AIを内蔵し、室温や明度を使用者の傾向に合わせて自動調節する。

メルセデス・ベンツは、2021年発売の新型EV「EQS」セダンに搭載するダッシュボードとして、56インチの変形タッチスクリーンを発表した。3つのディスプレーからなる幅141cmの湾曲スクリーンで、8コアCPUと24GBRAMを搭載。AIを内蔵し、室温や明度を使用者の傾向に合わせて自動調節する。

「CES」とは何か

「CES」は、毎年1月に米ネバダ州ラスベガスで開催される電子機器の見本市である。今年のCESは世相を反映してオンライン上での開催となり、プレス・企業双方にとってこれまでに無かった挑戦を強いられる。

出展企業数は昨年度のおよそ半数以下にとどまるが、それでもなお注目の製品や技術が目白押しだ。キサナドゥでは、発表されたガジェットや興味深い技術を随時紹介していく予定だ。

次世代のインフォメーションシステム

メルセデス・ベンツが発表した新たなインフォメーションシステム「The MBUX Hyperscreen」は、現行のMBUXの後継で、湾曲した横長のディスプレイが特徴的だ。8コアのCPUに触覚フィードバック、さらに近接センサーまで備え、ゲーミングPCも顔負けのスペックを有している。


スクリーンは3層構造からなっており、間に3枚のOLEDディスプレイが仕込まれている。情報を表示するパネル層は「ゼロレイヤー」コンセプトを採用。幅141cmのスクリーンに必要な情報やアプリケーションをまとめて配置することで、運転者がボタンを操作してメニューを操作する手間を完全に省くという。

Image:EQ

内部に搭載されたAIは、ユーザーの使用傾向を学習し、いくつもの機能から必要な情報だけを優先的に表示してくれる。さらに、例えばユーザーが冷暖房を多用するのであればそれに応じて室温を制御する、といったようなサポートもこなす。

助手席の人もコンテンツを楽しめる

スクリーンは助手席まで伸びており、ドライバーと同じ情報を表示できるほか、映画やその他のエンタメを楽しむこともできてしまう。助手席の人がエンタメを楽しんでいる際は運転者にその画面が見えなくなるように工夫が施されているとか。

Image:EQ

発表では、MBUXの新機能として「Mercedes Travel Knowledge」も紹介された。これは、いわゆる「Alexa」のような音声アシスタントで、車両周辺の観光地や施設の情報を提供するというもの。「この建物について教えて」「あの店の名前はなに?」といった音声に反応して、音声アシスタントが返答するかたちだ。この機能は「MBUX Hyperscreen」のほか、近く発表される新型Sクラスでも使用可能になるとしている。

「MBUX Hyperscreen」は、新型「EQS」のほか、今後登場する他モデルにも波及するという。運転しながらAIを自分仕様に育てていく過程は、ドライビングの新たな楽しみになるかもしれない。

九条ハル

56インチの湾曲スクリーン!? さすがベンツはやることが違うね…

こんなダッシュボードが当たり前に搭載される時代がきたら面白いわね。

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