私の愛するガジェットたち。
ガジェットとはどういう意味?
ほかに言い換えるとどんな言葉がある?
ガジェットという言葉が現れたのはいつ?
実は昔からガジェットと呼ばれるものは存在していました。
ガジェットとはどういう意味なのか?また私が幼い頃、呼び名を知らない間に使っていたガジェットとは?をご紹介します。
ガジェットの意味とは
みなさんは、ガジェットとはどのような意味?と聞かれたら何とお答えしますか?
「流行にのった小物?」「最新のIT機器?」
実はガジェットの意味とは、今となっては携帯機器や音楽プレーヤー、小型の家電製品などが一般的ですが、実はきちんとした定義があります。
ガジェットとは、英語でGadgetと書き、日本語訳では「気の利いた道具、目新しい小物」などを意味します。
つまり、ガジェット本来の意味としては機器と限定するものではなく、例えば机周りに置いておける小物入れやキッチン周りの収納グッズなどもガジェットと呼ぶことができます。
ただ、昨今広まっているガジェットとしての意味は、やはり家電製品や携帯電話のアクセサリーなどが主流になっていることは間違いありません。
では、一体いつからガジェットが世に出始めたのでしょうか?
昔のガジェット系商品とは
ガジェットの歴史を辿ると面白いアイテム、懐かしいアイテムを見つけることができました。
昔から存在したガジェット
ガジェットの意味を今風に変えて、「気の利いた電子機器」と定義したとき、古いものでいえば、電卓が挙げられるのではないでしょうか。
少し古すぎますか?
では、もう少し進んで1968年に発売されたガジェット系商品は何だかお分かりですか?
「ポケベル」の愛称で親しまれた無線の呼び出しサービス、ポケットベル。Image:東京テレメッセージ
答えはポケベルです。
1990年にブームが起こり、私も使っていましたが、この頃で言えば立派なガジェット系商品になります。
また、その頃同時に出始めたのがノートパソコンになります。
最も古いパソコンは1989年に東芝が発売したDynabookです!今でも進化を遂げて新しいDynabookが発売されていますが、実は初代ノートパソコンだったんですね。
ちなみにこのDynabookの値段は何と498,000円!
今とはお金の価値が違いますので、当時のこの値段だと、超高級ノートパソコンになります。
世界初のラップトップPC、東芝「T1100」。Image:TOSHIBA
他に同時期にブームになったものとして、電子辞書もありました。学校では分厚い本の辞書を使うので時間がかかりますが、家では電子辞書で簡単に調べられる非常に便利なガジェット系商品です。
では、1990年から少し先に進んで行きましょう。
この頃流行ったものがPHS、ファミコンやスーパーファミコン。これらは社会現象とも呼ばれる程ブームになりました。
特にPHSは携帯電話ブームの火付け役にもなり、この頃からポケベルはだんだんと衰退していきました。
ファミコンはどうでしょうか?ガジェットの意味が「目新しい電子機器」なら当てはまりますよね。
テレビにスーパーファミコンを内蔵し当時話題となったシャープ「SF-1」。Image:SHARP
しかも私の場合は、さらにガジェット度?が高いアイテムを持っていました。
それは、スーパーファミコン内蔵テレビです。テレビとスーパーファミコンが合体した憧れの家電です。
ただ、2つの電子機器が合体しているので、難点もありました。それは、どちらかが壊れたら一緒に修理をしなければならないので、両方がいっぺんに使えなくなることです。昔の家電はすぐ修理が必要になりましたからね。
ただ、大きすぎて小物とは言えないですね。目新しさで言えば、私にとって十分なガジェット系商品です。
ガジェット系商品の歴史を辿ってみましたが、いかがでしたでしょうか?
これらの商品は当時ガジェットという言葉は流行っていなかったですが、今となってはガジェット呼ぶに相応しいガジェット系商品たちだと思います。
Image:CASIO
進化していくガジェット
これら昔から存在したガジェット系商品は、近年になり姿を消したもの、進化して形が変わったものなどがあります。
例えば、スーパーファミコン内蔵テレビもゲーム機器の進化によりすでに消えています。また、ポケベルに関しては携帯電話の普及により完全に姿を消しました。
しかし、同じ時期に流行った電子辞書はまだまだ世に出回っています。
電卓に関してもそうです。仕事机に1台は入れておきたいガジェット系商品として、まだまだ役に立っています。
ガジェット系商品の中でも、現在も残っているもの、姿を消したもの、この差は何でしょうか?こういったことを考えてみるのも面白いですよね。
PHSやノートパソコンはそれぞれスマートフォンやタブレットに進化しました。
でも、よく考えてみてください。電卓も電子辞書もどちらもスマートフォンやタブレットにアプリとして取り入れることができますよね。
では何故、電卓や電子辞書は生き残れたのでしょうか?
電卓や電子辞書といったガジェット商品は、スピード性、コンパクト性などの使いやすさに加えて、「私たち世代が昔から使ってきたものであるから」が一番の理由であると思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ガジェット系商品は、進化したガジェット、生き残ったガジェット、消えてしまったガジェット、様々ですが、やはりガジェットというのは「目新しさ」、「気が利く」よりもやはり「使いやすさ」ではないでしょうか?
私のブログで紹介している様々なガジェットたちも全て「使いやすさ」、「便利さ」があるので、丁寧に紹介させていただいています。
新しい電子機器が発売されたら目が行ってしまいがちですが、ガジェットの意味に当てはめて、身近にある「My Gadget」を探してみることも大切だと思いました。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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