BECOME A MEMBER

SEEKERS

ガジェット・モノ好きが集う情報共有プラットフォーム。モノやサービスのアイデアを、 記事にして共有しよう。

New Post

Review

ペットボトル費用を節約! 環境にも優しいA7サイズのミニ水筒 「memobottle」 が可愛い

SDGsに配慮したライフスタイルを送りたいと考えている人、ペットボトルを買うのはもったいないという人に。機能性と洗練された見た目が美しいmemobottleは、水分補給を忘れがちな忙しい現代人に習慣を促すアイデア製品です。

Pick Up

Product

Amazon GW セールは4月25日(火)まで! おすすめガジェット・モノ41選

4月22日(土)9時から4月25日(火)23時59分までの4日間、「Amazon GW SALE(ゴールデンウィークセール)」が開催されます。 今年のゴールデンウィークは、4月29日から5月7日までの最大9連休。 休みを有意義に過ごすため、今購入すべきおすすめガジェット・モノを厳選して紹介します。
Review

デザインから機能性へと軸を移した 「Nothing Ear (2)」 は、 アップル一強のワイヤレスイヤホン市場を崩せるか?

Nothingの最新ワイヤレスイヤホン「Ear (2)」は優れた音質とノイズキャンセリング性能を備え、同価格帯のライバル製品を凌駕しています。ただし性能的に妥当な価格であることは、ユーザーを惹きつけるための必要条件ではありません。Nothingがゲームチェンジャーとなるためには、コストの再考が求められるでしょう。

Review

全ての音質重視派にオススメのヘッドホン! Sennheiser 「MOMENTUM Wireless3」

ゼンハイザーとはドイツの老舗音響機器メーカーで、プロ仕様のヘッドホンやマイクを数多く世に出し、世界で高い評価を受けています。最近ではBluetoothイヤホンのMOMENTUM True Wireless2を発売し、強気の価格設定ながらも、その圧倒的な音質から人気を博しています。
本サイトはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています (詳細

Sennheiser(ゼンハイザー)について

ゼンハイザーはドイツの老舗音響機器メーカーで、 プロ仕様のヘッドホンやマイクを数多く世に出し、 世界で高い評価を受けています。

最近ではBluetoothイヤホンのMOMENTUM True Wireless2を発売し、 強気の価格設定ながらも、 その圧倒的な音質から人気を博しています。

さて、 今回僕が購入したのはワイヤレスヘッドホンのMOMENTUM Wireless3。 先程のワイヤレスイヤホンと名前が紛らわしいですが、 こちらはゼンハイザーのフラッグシップモデルとも言えるヘッドホンです。

現在の価格は¥52,800(税込)ほど…た、 高い。 でも、 そのワイヤレスヘッドホン最高峰と評される音質を自分の耳で確かめたくて、 購入しましあ。 果たして価格に見合う 「価値」 はあるのでしょうか。

全ての音質重視派にオススメのヘッドホン!   Sennheiser  「MOMENTUM Wireless3」

PHOTOGRAPH BY MORIO

広告/Advertisement

斬新だが洗練されたデザイン

ゴツい。 だが質感はとても高く、 洗練されたものになっています。 僕は結構好きなデザインです。 ヘッドバンドとイヤーパッドにはシープスキンの本革が使われており、 開封した瞬間、 ふわぁっと皮の良い匂いが漂ってきました。 本革シートの高級車のドアを開けた時のような感覚です。

全ての音質重視派にオススメのヘッドホン!   Sennheiser  「MOMENTUM Wireless3」

PHOTOGRAPH BY MORIO

サイドは金属でできており、 全体的に高級感のあるデザインになっています。 ただ、 この 「工業製品感」 溢れる、 どっしりとしたデザインは好き嫌いが分かれるところかもしれません。 装着感は、 多少の側圧はありますが、 イヤーパッドがかなり柔らかいので頭が痛くなることはなく、 蒸れたりすることもありません。

充電は今や主流となったUSB-C。 有線接続用のオーディオケーブルも付属しています。 ホワイトとブラウンを基調とした色違いのモデルも発売されていますので、 好みの色を選んでみてくださいね!

ハイレゾ非対応だが、 それを超えるものを持っている

「音質を決める要素」 には何があるでしょうか?重要なものとして、 音の細やかさ、 解像度が高いことがあげられると思います。

High-Resolution(ハイレゾ)規格なるものがあり、 今では 『ハイレゾ=高音質の証』 と言う考え方が浸透しているようにも思います。 僕も、 高音質の条件としてハイレゾであることが重要なのではないかと思っていました。 しかし、 この考え方はこのヘッドホンに出会って変わりました。

初めて聴いた時、 立体的・空間的な音作りに感動してしまいました。 低音は重く厚みのある音に仕上がっており、 世に出回る多くの 「低音重視型」 ヘッドホンがただBassが大きくなるようにチューニングされているだけなのに対し、 これが本物の低音か、 と気づかせてくれます。

高音は、 心地の良い突き抜けるような音、 中音域の歌声も高音低音と喧嘩せず、 はっきりと聞こえるメリハリの良い音に仕上がっています。

全ての音質重視派にオススメのヘッドホン!   Sennheiser  「MOMENTUM Wireless3」

PHOTOGRAPH BY MORIO

このMOMENTUM Wireless3はハイレゾ規格を満たしている訳ではありませんが、 十分な音の解像度と、 バランスの取れた全音域の美しい音色、 そして奥行きのある低音は圧巻で、 他の高級ワイヤレスヘッドホンの3歩ほど先を行く音づくりがされています。

また、 ゼンハイザーのヘッドホンは公式アプリの 「Smart Control」 でイコライザー等を自分好みにカスタマイズできます。 一般的なイコライザーとは少し違うデザインですが、 直感的な操作が可能です。

全ての音質重視派にオススメのヘッドホン!   Sennheiser  「MOMENTUM Wireless3」

広告/Advertisement

ノイズキャンセリングはトップクラスではない

ノイズキャンセリング機能のオンオフは本体のボタン及び前述のSmart Control Appで操作可能で、 「側圧防止」 「風切音の防止」 「最大」 の三種類のモードの切り替えが可能です。

ノイズキャンセリング使用時の音質への影響や、 耳の不快感はほとんどないと言えますが、 ノイズキャンセリングの 「強さ」 という点では、 SONYのWH-1000XM3/M4やBose700といった同価格帯と比べると見劣りします。

ただ、 よほど騒がしい場所で使うのでなければ、 十分な性能と言えます。

また、 外音取り込み機能に相当する 「トランスペアレント ヒアリング」 がありますが、 こちらも優秀で、 ヘッドホンを外さなくても十分に会話ができます。

価格に見合う満足感あり

全ての音質重視派にオススメのヘッドホン!   Sennheiser  「MOMENTUM Wireless3」

PHOTOGRAPH BY MORIO

さて、 このゼンハイザーMOMENTUM3は5万円を超える最高級ワイヤレスヘッドホンな訳ですが、 それに見合う価値はあるのでしょうか。 僕はあると思います。

まず、 この圧倒的な音質です。 最近、 SONYからWH-1000XM4が発売されましたが、 視聴して比べてみても、 ゼンハイザーのこのヘッドホンには追いついていませんでした。 高音質だという点だけでも買う価値はあると思います。 他にもノイズキャンセリング機能や外音取り込み機能など、 欲しい機能は全て搭載されています。 これらの性能は高級ヘッドホンの中で比べるとトップクラスではありませんが、 十分な性能と言えるでしょう。

このMOMENTUM3の最大の強みである音質は、 一度聞くだけで一目瞭然です。 ぜひ皆さんも家電量販店などで試聴してみてください!