4月18日に行われたASUSの発表会。同社が展開するノートPCの2023年モデルが一挙に公開されました。
注目の発表が行われたのは、台湾・台北市にあるASUSの本社ビル「ASUS LiGong Building(華碩電脳立功大楼)」。 2019年11月から運用を開始した新社屋で、報道陣向けにビル内部も公開されました。
今回は実際に取材したASUS台湾本社の様子をレポート。 「台湾の秋葉原」と言われる光華商場近くのショッピング施設「三創生活園区」にも行ってきましたよ。
フィットネスジムにビリヤード場も! ASUSの新本社ビル
PHOTOGRAPH BY KUJO HARU
ASUS(エイスース、華碩電脳)は、1989年に台湾で設立されたコンピューター関連製品の総合メーカー。当初はマザーボードの設計・製造に注力していましたが、現在ではパソコン、ノートパソコン、スマートフォン、タブレット、ネットワーク機器など幅広い製品展開を行っています。
新社屋のロビーは3階まで吹き抜けの圧倒的な広さ。天井のガラス窓が外光を取り入れる設計で、明るい屋内が印象的です。屋上には太陽光発電パネルのほか、雨水を再利用する設備も導入しているそう。
PHOTOGRAPH BY KUJO HARU
床面には社名の由来となったペガサス(Pegasus)の模様が刻まれています。ペガサスは知恵と知識を象徴する神話上の馬。 転じて、インスピレーションに満ちた風を送り、デジタル時代の生活を豊かにする技術をもたらすように、との願いが込められているのだとか。
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ロビー裏の壁面には社訓が刻まれておりました。ASUSの社員がパフォーマンスを最大限に発揮するために環境を整えること、誠実かつ勤勉であること、世界一の品質と速度を両立させた製品づくり、テクノロジー企業としてクリーン社会に貢献し続けること…と書かれています。
本社屋にはスターバックスやモスバーガーのほか、日本でもお馴染みのコンビニエンスストアが併設された社員食堂も。レクリエーション施設には、豪華なフィットネスジムや、ビリヤード場も整備されていました。
本社屋に設置されたレクリエーションジム。 PHOTOGRAPH BY KUJO HARU
ビリヤード場も併設。 PHOTOGRAPH BY KUJO HARU
三創生活園区には台湾最大規模のASUSショップ
PHOTOGRAPH BY KUJO HARU
プレスツアーでは新社屋に加えて、台北市内の「三創生活園区(SYNTREND)」も案内されました。三創生活園区は2015年にオープンした綜合商業施設で、PC・ゲーム・ホビーなどの各ショップが軒を連ねています。
三創生活園区の1階にはASUSのゲーミングブランドである「ROG」のショップ、 2階には台湾最大規模のASUSストアもあります。ASUSストアではPC・スマートフォンに加えて、ウェアラブルや周辺機器、アクセサリなど幅広い製品を展開。日本ではなかなかお目にかかれないフォルダブルノート「Zenbook 17 Fold OLED」も展示されてましたよ。
Zenbook 17 Fold OLED。 PHOTOGRAPH BY KUJO HARU
ASUSのゲーミング製品を扱うROGストアも訪問。 赤一色の派手な店内に度肝を抜かれます。ゲーミングPCや周辺機器はもちろん、プレイコーナーも設置しており、ROGの最新ゲーミングPCでゲーム体験ができます。
ROGストアはブランドイメージを反映した店内が特徴。 PHOTOGRAPH BY KUJO HARU
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九条ハル
ASUSの新社屋はとっても広くてキレイ…社員用の設備も整っていたし、こんな所で働きたいぞー!