OPPO(欧珀)は、12月14日(現地時間)に開催された「OPPO INNODAY 2022」にて、軽量スマートグラス「Air Glass 2」とヘルスモニター「Ohealth H1」を発表しました。価格や販売時期は未定で、日本国内での展開も不透明です。
Air Glass 2|ARスマートグラス

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2022年に発売された初代「Air Glass」は『ドラゴンボール』に出てくるスカウターのような片目タイプで、眼鏡の上に重ねて使うものでした。
Air Glass 2は一般的な眼鏡と同じ形状になり、矯正度数のカスタマイズも可能になりました。OPPOは「一般的な眼鏡とほとんど見分けがつかない」としています。

先代の「Air Glass」はスカウター形状だった。 IMAGE BY OPPO
本体重量は約38gと軽量で、着け心地や利便性の向上がうかがえます。機能については、電話、リアルタイム翻訳、位置情報に基づくナビゲーション、そして聴覚障害者向けの音声文字変換などを提供予定としました。
先代モデルは中国国内での展開にとどまりましたが、日本国内での販売に期待したいところです。
OHealth H1|ヘルスモニター

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「OHealth H1」は、ECG(心電図)機能や経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)測定、体温、睡眠追跡など6つの機能を備えたヘルスモニター。重量は約95gで、パソコンのマウスのような形状をしています。
専用のチャージャーを介して充電するしくみで、本体に指を置くと体温、心拍数、心電図、SpO2など複数のデータを一度に測定してくれます。
近年のスマートウォッチと機能こそ似ていますが、据え置き中心の運用で誰もが簡単に測定できるのがOHealth H1の特徴。家族間での健康管理や、医療施設での運用を想定しているようです。
「OHealth」は今後、スマートヘルスケア分野のサブブランドとしての展開を予定しています。