電動モビリティのシェアリングサービス 「LUUP」 は、 11月1日より利用料金を改定。 同時に、 12月以降の正式導入を予定しているサブスクリプションプランの先行販売を開始しました。
先行体験プランはLUUPアプリ内から購入が可能で、 有効期間1ヶ月(31日間)の買い切り方式。 サブスクリプションプランの正式リリースは12月以降を予定しています。
LUUP(ループ)とは
![main | quest 電動キックボード 「LUUP」 が料金改定。 30分で300円安く、 長時間利用はさらにお得に](https://kissanadu.com/wp-content/uploads/2023/11/main-1024x536.png)
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LUUPは、 株式会社Luupが運営する電動キックボード・電動アシスト自転車のシェアリングサービス。
都市部を中心に数多くのステーション(ポート)が存在し、 スマートフォンのアプリから空いている車両をレンタルする仕組みです。 借りた場所とは別のポートに返却することも可能で、 観光や日常生活の移動手段として気軽に利用できます。
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各ポートには電動キックボードか電動アシスト自転車、 またはその両方が置かれており、 好きな方を選んで利用します。 電動キックボードは 「特定小型原動機付自転車」 の扱いになるため、 16歳以上は免許不要で利用可能ですが、 最高速度や走行場所、 右折方法など自転車とは走行ルールが異なります。
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新料金体系は 「30分ごとに200円」
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LUUPの旧料金体系は 「基本利用料50円+1分ごとに15円」 でしたが、 改定後は 「30分ごとに200円」 のシンプルな設定になりました。 この改定は東京・京都・横浜・神戸・名古屋・広島エリアに適用され、 大阪・宇都宮など一部エリアは現行の料金体系が続いています。
新料金になったことで、 10分以上の利用料金が以前より安くなったほか、 長時間の利用ではさらに大幅な値下げとなりました。
旧料金 | 新料金 | |
---|---|---|
1分 | 65円 | 200円 |
10分 | 200円 | 200円 |
30分 | 500円 | 200円 |
1時間 | 950円 | 400円 |
1時間半 | 1400円 | 600円 |
2時間 | 1850円 | 800円 |
価格はいずれも税込。 SOURCE BY LUUP
立ち寄りでLUUPを一時停車させたり、 往復で利用する場合、 これまでは実際の利用時間に比べて割高な料金になっていました(一時停車中も利用料金が発生します)。 目的地の近くに返却ポートが無いことも多く、 5分〜10分で利用を済ませるのは難しいのが現状です。
新料金では、 10分未満の片道利用はわずかに値上げされるものの、 10分、 30分、 1時間以上の利用も現実的な価格設定になりました。 今回の改定はユーザーの意見を反映したものといい、 通勤・通学や寄り道を含めたLUUP利用のハードルを下げる効果が期待されます。
サブスクプランの先行販売を開始
LUUPは12月以降にサブスクリプションプランの正式導入を予定しています。 これに先んじて、 11月1日より有効期間1ヶ月(31日間)の 「先行体験プラン」 を販売開始しました。
サブスクリプションは月額500円の 「ライトプラン」 と月額3000円の 「プレミアムプラン」 の2種類。 ライトプランでは各ライドが100円割引、 プレミアムプランでは各ライドの最初の30分間が無料になります。
![| quest IMAGE BY LUUP](https://kissanadu.com/wp-content/uploads/2023/11/sub2-1.png)
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ライトプランは 「各ライド100円割引」 で、 “週末のお出かけ”や “週に数回のジム通い”など、 比較的利用頻度の少ないユーザーがターゲット。 対してプレミアムプランは 「各ライド最初の30分間が無料」 で、 通勤・通学などでLUUPを利用する人に向けたプランとなっています。
先行体験プランはLUUPアプリ内から購入が可能で、 有効期間1ヶ月(31日間)の買い切り方式。 サブスクリプションプランの正式リリースは12月以降を予定しています。
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