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アスペクト比3:2、重量1.15kgの2-in-1「ThinkPad X1 Titanium Yoga」がお披露目:CES2021

レノボは2-in-1のコンバーチブル系統「Yoga」シリーズの最新モデル「ThinkPad X1 Titanium Yoga」をお披露目した。画面アスペクト比が3:2になり、重量1.15kg、厚さは11ミリでThinkPad史上最薄となる。最新のIntel第11世代Core i7 CPUを積み、オプションとして磁石で本体にくっつくスタイラスペンも用意する。

「CES」とは何か

「CES」は、毎年1月に米ネバダ州ラスベガスで開催される電子機器の見本市である。今年のCESは世相を反映してオンライン上での開催となり、プレス・企業双方にとってこれまでに無かった挑戦を強いられる。

出展企業数は昨年度のおよそ半数以下にとどまるが、それでもなお注目の製品や技術が目白押しだ。キサナドゥでは、発表されたガジェットや興味深い技術を随時紹介していく予定だ。

Yogaシリーズの最新モデル

レノボは、CES 2021でThinkPad史上最薄となる厚さ11.5ミリの2-in-1コンバーチブル「ThinkPad X1 Titanium Yoga」を公開した。「ThinkPad Yoga」シリーズは、360度回転ヒンジによりディスプレイを折り返すことでタブレット端末としても使える2-in-1端末。今回そこに新機種が加わることになった。

ThinkPad X1 Titanium Yogaは、名の通りシルバーのチタン合金製で、1kg前後の軽さながら高級感を感じる仕上がりになっている。厚さは11.5ミリで、13.5インチのディスプレイを備える。価格は1,899ドル(日本円で約19万8000円)から。

第11世代Intel Coreプロセッサ(Tiger Lake)を積むほか、法人向けに「Intel vPro」対応構成も用意。メモリは最大16GBまで選べるが、購入後の増設・換装はできない。ストレージは最大1TB、Wi-Fi6対応。

特筆すべき点は、ディスプレイのアスペクト比が3:2と縦長になったことだ。13.5インチ相当のタッチディスプレイ(2K×1.5K)は、タブレットモードの使用感向上に寄与するほか、専用のスタイラスによるペン入力も難なくこなす。

sRGBの全色域をカバーし、Dolby Vision規格のHDRにも対応。指紋センサーとウェブカメラを備え、双方の認証に対応する。昨今のプライバシー需要に応じて、IR(赤外線)カメラは物理シャッターを備えた。

「常時ネット接続」モデルも

ThinkPad X1 Titanium Yogaは他のX1シリーズ同様、オプションでLTEモデム、またはSub-6帯の5Gモデルを搭載することができ、4G・5G(Sub-6)環境下での常時ネット接続が実現可能という強みをもつ。

回線使用時はバッテリー消費が激しくなることが懸念されるが、端末自体は44.5Whの大型バッテリーを備えており、通常使用で10時間前後の駆動時間が期待できる。

ポートは最新のThunderbolt 4(USB PD対応)端子2基を左側に、右側にイヤホンジャックを備える。ThinkPadの中でもX1シリーズは高級モバイルノートの一角を担う旗艦モデルであり、昨年は軽量907g〜の「ThinkPad X1 Nano」が加わったばかり。今回発表された「ThinkPad X1 Titanium Yoga」はその後継にあたり、キーボードなど一部共通の構造を除けばデザイン・質感共に大きく変更されている。

やはりその最たるものは画面比率3:2のSurface仕様で、作業領域の無駄を省いた効率重視のプロダクトといえる。近年のPCによく見られるくさび型ではなく、完全にフラットな側面を採用しているのも特徴的。その外観はサムスンの「Galaxy Chromebook」、あるいはアップルの「iPhone 12」を彷彿とさせるようだ。

ThinkPad X1 Carbon(第9世代)

ThinkPad X1シリーズの14型クラムシェルPC「X1 Carbon」からは第9世代が登場。最小構成の価格は1,429ドル(約14万9000円)となる。

同じく第11世代Intel Coreプロセッサに対応し、vPro対応構成も用意。メモリは最大32GB、ストレージは最大2TBを選択できる。こちらは画面アスペクト比が16:10に改められており、カスタマイズで解像度を4Kに引き上げることが可能だ。4KモデルはDisplayHDR 400に対応し、DCI-P3の全色域をカバーする。

PD対応のThunderbolt 4端子を2基、USB-A(3.2)2基、HDMI出力端子、そしてnanoSIMカードスロットとイヤホンジャックを備え、オプションとしてLTE/5Gモデムを搭載することができる。

ThinkPad X1 Yoga(第6世代)

こちらは14型2-in-1コンバーチブルの最新モデルで、第5世代のアルミニウムボディーを継承しながらも、画面アスペクト比を16:10に変更した。最小構成の価格は1,569ドル(約16万3500円)。

“Surface Proライク”なキーボード着脱式2-in-1も登場

「ThinkPad X12 Detachable」はThinkPad Xシリーズの新機軸として新たに追加される。名の通りキーボードを着脱できるタイプの2-in-1 PCで、単体でタブレットとしても機能するPC本体と、ThinkPad仕様のキーボードの2つが用意される。

「Surface Pro」シリーズとの違いは、厚みと重量が増すぶん、通常のノートブックに劣らないハイパフォーマンスを発揮できる点。スペックは他モデルとほぼ同様だが、ディスプレイは2K12.3インチで、厚さ約14.5mm、重量約1.1kgである。最小価格の価格は1,149ドル(約11万9800円)で、今回発表された機種の中で最も安い。

九条ハル

スタイラスをどう収納するのかと思ってたけど、マグネットでくっつける方式なのね…