きさみん
Twitter( @ac_kissanadu)フォローよろしくお願いします!
人間の集中力というのは、外界の様々な要素によっていとも簡単に左右されるものです。中でも大部分を占めるのは、私たちの目から得られる情報、すなわち「視覚」ではないでしょうか。
パソコンで作業することが多い人にとって、デスク周りの環境づくりは、作業効率に直接結びつく大切な要素になります。整然としたデスクで作業をすれば、より思考をクリアに保つことができるはず。
モニターアーム導入のメリット
モニター下のスペースを確保
サンワサプライのモニターアーム「100-LA050」。
そんな環境づくりのために僕が導入したのがサンワサプライ「100-LA050」というモニターアーム。重量20kgのモニターまで持ち上げることができる高耐加重タイプです。
通常のスタンドではモニター下の領域が活用できない。
モニター付属のスタンドは一般に大きく、デスク上の大切なスペースを占領してしまうことも少なくありません。特に、僕が使っているような大画面のモニターともなれば、それを支えるだけの巨大なスタンドが必要になるのは仕方のないことだと思っていました。
ところが、モニターアームはスタンドと同等かそれ以上の実用性を有しながら、デスクの裏側にスッキリとおさまるコンパクト性があります。スタンドと比べて無駄にスペースを占有することもないので、モニター下の空いた領域を存分に活用することができます。
モニターの位置を自在に調節できる
目線の高さに合わせてモニターの位置を調整できる。
通常のスタンドは一般にモニターの可動域が狭く、角度や高さの調整が自由にできないことがネックです。モニターの位置が目線より高すぎたり、逆に低すぎたりすると、長時間の作業は難しくなってしまいます。
「100-LA050」は3関節で細かい調節が可能。Image:Amazon
そこで、モニターアームを導入することで、モニターの可動域をグンと広げることができるわけです。本日紹介するサンワサプライのモニターアーム「100-LA050」はガス圧駆動で、水平・垂直方向に合計3つの関節があるので、それこそ制限なく好きな位置にモニターをセットすることが可能になっています。
「100-LA050」はガス圧式なので移動が楽チン
サンワサプライの「100-LA050」を使っていてポイントが高いのは、簡単にモニターを動かすことができる点です。
椅子の高さを下げるとき、レバーを引くだけで座面がスッと下がっていきますよね。「100-LA050」はこれと同じ機構、すなわち「ガススプリング式」を採用しているモニターアームなので、片手だけでもモニターの位置を自由に動かすことができるのです。
垂直方向、水平方向の移動が制限される通常のモニターアームと異なり、好きな時に、好きな位置へモニターを移動できる「100-LA050」にはそれだけで耐えがたい魅力があります。
ケーブル類はまとめてアーム内に収納
モニターアームの裏側に配線を収納できる。
デスクを煩雑にする要因になりがちなケーブル類。モニターにつながっているケーブルは、まとめてモニターアームの裏側に隠してしまえば、デスク周りをよりスッキリさせることができます。
サンワサプライの「100-LA050」はアーム内にケーブルを収納するポケットがあるので、簡単に配線をまとめることができて便利。
このように、モニターアーム一つでデスク環境に大きな変化をもたらすことができるのです。
組み立ては簡単
サンワサプライ「100-LA500」は組み立て式のモニターアームですが、特別な工具は必要なく、ドライバーと付属の六角レンチのみで簡単に組み立てることができます。
「100-LA050」のセット一覧。
まず、デスク端の適当な位置にモニターアームの足となる土台部分を設置します。「100-LA050」は机を上下から挟み込む「クランプ式」なので、机を直接傷つけることなく導入できるのがメリットです。
ただし、クランプ部の厚さが薄すぎると、モニターの重量に負けて机が曲がってしまう可能性もあり得ます。これを防ぐために、クランプ部に固い板状のものを仕込んでおくのも良いでしょう。
「100-LA050」のクランプ部分。
クランプ部を六角レンチで固定する。
続いて、土台部分の上に1つ目のアームをはめ込みます。ネジは必要なく、はめるだけで固定できるのが非常にシンプルでわかりやすい。
クランプ部の上に1つ目のアームを設置する。
1つ目のアームの上に、2つ目のアームをはめ込みます。ここもネジは必要ありません。各アーム間は水平関節になっていて、ネジで関節の固さを自由に調整することができます。
2つ目のアームを設置する。
モニター側には、アームに接続するためのVESAマウントをつけます。あとはこれをアーム側のくぼみに上からスライドさせるだけで「カチッ」という音がなり、モニターがアームに固定されます。
「100-LA050」は8〜20kgまでのモニター重量に対応しているので、30インチを超える大型モニターでも難なく使うことができます。
モニター側につけるVESAマウント。
モニターにつけたVESAマウントをアームに接続。
このように、とても簡単に組み立てることができるのがサンワサプライ「100-LA050」の魅力です。
モニターアームでデスク環境を大きく変えよう
サンワサプライのモニターアーム「100-LA050」を導入したことで、スタンドが占有していたデスクスペースが広がり、圧迫感も幾分少なくなりました。モニター下のスペースに小物を配置することで、モニター前に余計なものが無くなり、非常にスッキリとした印象に。
これならデスクワークもこれまで以上に捗りそうです。
モニターアーム設置前。スタンドの主張が強く圧迫感がある。
モニターアーム設置後。モニター下スペースが空いてスッキリした。
集中力は身の回りの環境で大きく変化します。デスク環境を整える一手に、モニターアームを導入してみるというのはいかがでしょうか。