IoTプロダクトを手がけるNatureは、 電力消費を可視化するHEMS 「Nature Remo E」 をアップデート。 パナソニック製のエネファームに対応し、 ふろ自動のオン・オフや発電モードの切り替えがアプリから行えるようになりました。
Nature Remo Eとは
Natureは、 再生可能エネルギーへのシフトを念頭にさまざまなIoTプロダクトを開発する日本のスタートアップ企業。 2017年にスマートリモコン 「Nature Remo」 を発売、 国内スマートホーム市場を牽引しています。
「Nature Remo E」 はHEMS(Home Energy Management System)と呼ばれる、 家庭の消費エネルギーを節約するための管理システム。 コンセントに挿すだけで家庭の電力消費を可視化・管理でき、 導入の手軽さが魅力です。
専用アプリをインストールすることで、 電力の消費状況や電力料金の目安、 太陽光発電設備の発電・売電状況、 蓄電池の充電量・放電量をリアルタイムに確認することができるほか、 外出先から蓄電池やEVパワーステーションのコントロールも可能です。
また、 スマートリモコン 「Nature Remo」 と組み合わせれば、 電力使用量に合わせた家電の自動制御も実現できます。
広告/Advertisement
エネファームとの連携・管理が可能に
今回のアップデートでは、 新たに家庭用燃料電池の 「エネファーム」 に対応。 外出先から 「ふろ自動」 のオン・オフを操作したり、 発電モードの切り替えが可能になりました。
また、 エネファームによる発電状況をアプリから確認できるように。 太陽光パネルとエネファームの発電量を合わせてチェック可能で、 それぞれ個別に確認することもできます。
さらに、 ふろの温度や給湯のオン・オフ、 残湯量、 発電状態などエネファームの各種ステータスもアプリから確認できるようになりました。 ただしステータスの変更操作はアプリから実行できず、 エネファームの対応リモコンから行う必要があります。
「MUJI HOUSE」 とのコラボレーションも
Natureは9月26日、 MUJI HOUSEが実施する 「ぜんぶ、 無印良品で暮らそう」 キャンペーンにNature Remo Eを提供することを発表しました。
このキャンペーンは、 昨今の空き家率上昇、 新築マンションの価格高騰といった社会課題に対して、 団地を性能向上リノベーションで再生し、 リーズナブルで望ましい住まいを流通させることを目的としたもの。
神奈川県藤沢市の団地をリノベーションし、 募集したモニターに2年間無料で貸与。 住み心地を発信してもらう企画になっています。
今回キャンペーンで使用される部屋にNature Remo Eを設置。 電力消費を可視化した次世代型スマートホームを体感してもらうとしています。
設置工事が不要で本体をコンセントに挿すだけで使える手軽さやシンプルなデザインが魅力の 「Nature Remo E」 。 スマートホームに関心のある方は、 ぜひチェックしてみてください。
Nature Remo
Nature, Inc.無料posted withアプリーチ
SOURCE