アンカー・ジャパン(Anker Japan)は11月1日、 メディア向けイベント 「Anker Power Conference 2023 Fall」 を開催。
同イベントでペットロボットの国内販売を目的としたグループ子会社 「ルーナ・ジャパン(Loona Japan)」 の設立を発表。 第1弾となるペットロボット 「Loona Blue」 の12月上旬発売を予告しました。
「Loona Blue」 はChatGPT・Amazon Lexに対応し、 おしゃべりやゲームを楽しむことができるペットロボット。 すでに予約受付を開始しており、 ルーナ・ジャパンの公式サイトほかAnker Storeの一部店舗にて12月上旬の一般発売が予定されています。
1000通り以上の感情表現が可能
「Loona」 はアンカーも出資する中国・KEYi Tech社のペットロボット。 KickstarterとIndiegogoでクラウドファンディングが実施され、 日本でもMakuakeで多くの出資を集めた製品です。
「Loona Blue」 はこのLoonaをベースにしながらも、 日本向けにデザインや機能のカスタマイズを施したもの。 アンカーの技術を応用し、 日本語の音声認識精度やコミュニケーションスキルの向上が図られています。
ロボットのコンセプトは 「おうちに、 あたらしい、 いのち。 」 で、 ペットを飼うのが難しい環境でも一緒に暮らせる家族をイメージしデザインされています。
下部には4つの車輪が搭載され、 自由に動き回ることができます。 顔面の液晶ディスプレイは2.4インチで、 耳や全身の動きと合わせて1000通り以上の感情を表現します。
また、 前面に搭載されたカメラと3D ToFセンサーで、 周囲の環境や家族の顔を検知。 目が合うと近くに寄ってきたり、 指でハートのサインを送るとハートサインで答えてくれるなど、 ペットらしい動きや仕草が魅力です。
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Amazon Lex・Chat GPTに対応
Loona Blueは Alexaと同じ会話エンジンを利用した対話型インターフェース 「Amazon Lex」 に対応し、 「耳を動かして」 「回転して」 「ジャンプして」 といった声かけに反応してくれます。
また 「ChatGPTモード」 では相談事や趣味など様々な話題でおしゃべりしたり、 ボールゲームやジェスチャーゲームといった遊びを楽しむこともできます。
CPUはクアッドコアの 「Coretex A53」 、 メモリは2GB(LPDDR4)、 RAMは8GB(eMMC5.0)。 Wi-Fiは2.4 GHz/5GHzに対応し、 3D ToFセンサー、 タッチセンサー、 3軸加速度計、 3軸ジャイロスコープなどのセンサー類も備えます。
本体サイズは約210×172×172mm、 重量は約1.1kg。 1,350mAhのリチウムイオン電池を備え、 最短2.5時間でフル充電が可能。 充電にはUSB Type-Cまたは専用の充電ステーションが必要で、 バッテリーが少なくなると自動で充電ステーションに戻る仕様です。
Loona Blueの販売価格は89,990円(税込)で、 継続的なアップデートの特典が付属します。 また予約期間中に限り、 1000台限定で20%オフの71,990円(税込)になるとのこと。
予約受付はすでに始まっており、 ルーナ・ジャパンの公式サイトほかAnker Storeの一部店舗にて12月上旬の一般発売が予定されています。
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