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iPadのホーム画面をおしゃれにカスタマイズする方法! 究極にミニマルなホーム画面の作り方

実例をもとに、 iPad のホーム画面をおしゃれにカスタマイズする方法を紹介します。 使い勝手を保ちながら格好良いホーム画面をつくるコツや、デザインのプロセスも解説。 素敵なホーム画面でiPadの生産性を高めていきましょう。

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PHOTOGRAPH BY KUJO HARU

Review

ホームプロジェクター「Emotn N1」は、 一人暮らしに適したコンパクトサイズとフルHD解像度が魅力

一人暮らしを始めると、自分だけの空間を築きたいという欲求に駆られるもの。120インチの大画面を楽しめる家庭用プロジェクター「Emotn N1」は小さなスペースに適したサイズで、ワンルームでも究極の映画体験が楽しめます。

一人暮らしを始めると、自分だけの理想の空間を作りたいと思うものです。そんな時、テレビよりも大画面で映像を楽しみたいと思う人も多いのではないでしょうか?

そうはいっても、大型のテレビは高価だし、場所もとるし——そんな悩みを解決するのが、小型で設置場所を選ばないホームプロジェクターです。

今回は、新生活におすすめの家庭用プロジェクター「Emotn(エモートン) N1」と、その魅力をご紹介します。

Emotn(エモートン) N1|ホームプロジェクター

PHOTOGRAPH BY KUJO HARU

PHOTOGRAPH BY KUJO HARU

サイズ 182 × 127 × 203 mm
重量 約1.92kg
輝度 500ANSIルーメン
解像度 1080p (1,920×1,080、フルHD)
カラー ダークグレー/ホワイト
備考 電源 : 120W (19V/6.32A)
Wi-Fi(2.4G/5G)、 Bluetooth5.0

Emotn N1」は、最大120インチの大画面をフルHDの解像度で投影できる最新のプロジェクターです。

幅12.7cm、高さ20.3cm、奥行き18.2cmと非常にコンパクトなサイズで、どこにでも設置できるのが特長。約1.29kgと比較的軽量で、本体のネジ穴を介して三脚に固定したり、ダクトレールで天井に固定することもできます。

底面にスタンドを搭載し、投影角度を最大12度まで自由に調整できる。 PHOTOGRAPH BY KUJO HARU

底面にスタンドを搭載し、投影角度を最大12度まで自由に調整できる。 PHOTOGRAPH BY KUJO HARU

PHOTOGRAPH BY KUJO HARU

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Emotn N1の最大の魅力は、なんといっても大画面で映像を楽しめること。触れ込みの”120インチ”を実現するには壁から3m以上離す必要があるのでいささか非現実的ですが、たとえばワンルームで卓上や天井から吊るして使う場合には、距離次第で60〜100インチ程度の投影が可能。フルHD(1,920×1,080)の解像度で画質はかなり良く、常設ならテレビの代替として使えそうなクオリティです。

PHOTOGRAPH BY KUJO HARU

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また、部屋の壁やカーテンなど様々な場所に投影できるのも魅力の一つ。部屋の一面が巨大なスクリーンになる驚きは、プロジェクターでしか味わえない醍醐味と言えるでしょう。

セットアップは容易

Emotn N1のセットアップはとても簡単。映像のピントを自動で補正するオートフォーカス機能がついているので、初回設定時の煩わしさがありません。

これを実現するのは本体内蔵のToF(Time of flight)センサー。投影光が反射して戻ってくるまでの時間から、距離を推定する仕組みです。

さらに、投影された映像の辺のゆがみも自動で補正してくれます。ボタン一つでキャリブレーションが完了する手軽さは、使っていて非常に心地良いです。

当然Wi-FiやBluetooth接続に対応しているので、Youtube・Netflixなどのコンテンツや、スマートフォンに保存した映像・音声を再生することができます。

5W×2のスピーカーを内蔵していますが、音質や迫力には正直物足りなさがあります。とはいえ、別途スピーカーを用意することなく一台で映像視聴ができるのは、一人暮らしに適したEmotn N1の特長ですね。

良好な拡張性、使いやすいリモコン

Emotn N1を実際に使ってみて良いと感じた点がいくつかあります。

PHOTOGRAPH BY KUJO HARU

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まず一つは、インターフェースが充実していること。電源用のDCジャックに加えて、USB Type-A、HDMI、LANポート、そして音声出力プラグを搭載しています。このおかげで、HDMIポートを介してPCからの有線接続や、スピーカーへの外部出力などが可能になります。

PHOTOGRAPH BY KUJO HARU

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リモコンのボタン配置がシンプルで扱いやすいのもポイント。Netflix、Prime Video、YouTubeのホットキーが設けられているので、ボタン一つで簡単にアクセスできます。また、Emotn N1のリモコンは単四電池2本で駆動するタイプ。昨今はバッテリー内蔵のリモコンが増えていますが、充電の手間がない電池式はやはり使い勝手に長けています。

Emotn N1は500ANSIルーメンの必要十分な明るさを備えています。ビジネスユースのプロジェクターには及ばないものの、日中の屋内や照明下でも映像の内容を識別することができます。

一人暮らしのお供に

照明下ではやや視認性が落ちる。 PHOTOGRAPH BY KUJO HARU

照明下ではやや視認性が落ちる。 PHOTOGRAPH BY KUJO HARU

当然良いことばかりではなく、気になる点もあります。たとえば日中の屋内や照明下での使用には不向きですね。というのも、ピーク輝度が500ANSIルーメンと、一般的なプロジェクターに比べて光量が少ないのです。

付属の電源は120Wで、無視できないくらいには巨大なACアダプタが煩わしさを助長します。少なくとも一般的なテレビよりは消費電力が大きいため、常設となれば電気代が問題になるでしょう。

PHOTOGRAPH BY KUJO HARU

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テレビの代替として使うことを考えれば、この価格帯はややネガティブに捉えられるかもしれません。それでも、必要な機能をコンパクトに凝縮したEmotn N1が実用的なホームプロジェクターであることは確かです。発熱が少なく、騒音もほとんど無いので、常設でも現実的な使い方ができます。

大半のプロジェクターは高額であるため、欲を言えば購入前に試せる機会があると嬉しいですね。

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