Index

New Post

Application

LINEでChatGPTを使う! 「AIチャットくん」の導入方法と活用法まとめ

LINE上でChatGPTを利用できるサービス「AIチャットくん」がリリースされ、話題を呼んでいます。英語学習から、献立提案、返信文章の作成まで、活用法はさまざま。ブラウザベースのChatGPTをスマートフォンでも利用できる便利なサービスですが、無料プランでは1日の利用回数に制限があります。

Pick Up

Product

ソニーが撮影用ドローン「Airpeak」を公開。ミラーレス一眼も搭載可能:CES2021

年に一度の世界最大の電子機器の見本市、CES2021にて、ソニーは新作ドローン「Airpeak」を初公開した。同製品はSONY初となる撮影用ドローンで、映像業界にも新風を巻き起こしそうだ。
Game

The Game Awards 2019:主な発表まとめ。今度のXboxは箱型だ!

日本時間12月13日に開催された「The Game Awards 2019」。今年はXboxの新型コンソール「Series X」の発表を筆頭に、各社から多くのタイトルが発表されました。ここでは主要なアナウンスを簡単にまと ...
Review

MacBook Pro (M1 Pro、2021) を半年使うと、モデルチェンジの意味がみえてきた : 実機レビュー

アップルはラップトップにおけるデザインの解釈を拡大し、プロの製作者が本当に必要とする機能を設計した。充実したインタフェースと強力な内部性能は、新しいMacBook Proを唯一無二のマシンに特徴づける。

Review

七変化で自由な働き方をサポートするMOFT Z : 実機レビュー

Quest 編集部

在宅で仕事をする人が増える今、コンパクトでかつ多機能なPCスタンドとして話題の製品がある。「MOFT Z」だ。他のPCスタンドとどのように違うのか、このプロダクトの魅力を徹底解剖してみる。

斬新で実用的なスマホ・PCスタンドを展開するMOFTシリーズ。どれも魅力的な製品だが、その中でも一際ユニークな製品がある。「MOFT Z」だ。
このPCスタンドはコンパクトでかつ七変化(実際は5段階調整可能)という実用性溢れる製品のようだ。実際に数週間利用し、コロナ禍で生まれた「ニューノーマル」な働き方とも合わせて、この人気スタンドの実用性について考えてみる。

クラウドファンディングで話題になったMOFT Z

七変化で自由な働き方をサポートするMOFT Z : 実機レビュー

VIDEO: Makuake

このプロダクトは、クラウドファンディングサイトのMakuakeにて話題になった。かなり万能なPCスタンドとのことで、4段階の角度調整&Standing Modeという立った状態でのタイピングに対応したモードがある。テレワークで多様な働き方が増える今、MOFT Zは「いい仕事」をしてくれそうな製品だ。さぁ早速見てみよう!

MOFT Z レビュー

PHOTOGRAPH BY MORIO

私が購入したカラーはオレンジ。シンプルで洗練されたデザインだ。レザーの感触もかなり高級感があり、今の価格、5780円(税込)からしたらかなりコスパの良い印象を受ける。

材質には、耐久性を高めるためにガラス繊維をふんだんに使っているという。確かに見た目以上に「カチッ」としており、これだったらこの薄さでも安定性を確保できるのかもしれない… 折り畳むと上のように厚さ1.2cm、重さ890gという非常にコンパクトなサイズになる。

気をつけなければいけないのは、MOFTシリーズにはPC裏面に接着して利用するタイプの製品が多くあるが、MOFT Zは単にPCを乗せるタイプの製品だ。故にPCでなくとも、iPadやその他なんでもかんでも乗せることができる。さて、展開するとどのように変化するのか見てみよう。

第1形態 25° 〜iPadのライティングにも最適〜

MOFT Z レビュー

PHOTOGRAPH BY MORIO

Macbook Airを乗せてタイピングしてみる。ちゃんと安定しており、ぐらつく事はなかった。ちゃんと正しい姿勢で、デスク作業をすることができる。
次にiPad Pro12.9を乗せてみる。ちょうど座面に収まるサイズだ。Apple Pencilを使って文字を書いても、しっかり安定して支えてくれる。ストレスなくライティングが可能だ。

第2形態 35° 〜背筋が伸びて長時間作業も楽々〜

MOFT Z レビュー

PHOTOGRAPH BY MORIO

デスクの上でも使える角度だが、ソファの上で寝っ転がりながら作業するときにちょうど良いかもしれない。ただ、35°モードは他の角度よりも、設計が安定していない印象だ。(ただ、レザーなので少ししたら柔らかくなり安定するかも…)少し心許ないので重たいPCを載せるのは要注意。

iPadでライティングもしてみたが、それをするには少しキツい角度だった。それに加え安定性の面でも難しいところがある。また、このモードは底面がスペースを割ととるので、狭いテーブルで使用の際は注意したい。

第3形態 45° 〜安定性抜群〜

MOFT Z レビュー

PHOTOGRAPH BY MORIO

タイピングをするには厳しい角度かもしれない。だが、Bluetoothキーボード・マウスを使って、デスクトップPCのようにして作業するには最適だと感じた。安定性は抜群で安心してPCを立てられる。

第4形態 60° 〜iPadでの映画鑑賞に〜

MOFT Z レビュー

PHOTOGRAPH BY MORIO

この角度になると、流石にPC用としては使えない。用途としてはiPadでの動画視聴等ではないだろうか。安定性に問題はなく、iPadも落ちる心配なく設置できる。

第5形態 Standing Mode

MOFT Z レビュー

PHOTOGRAPH BY MORIO

なるほど。MOFT ZのZはこの形状を言っていたのか。このStanding Modeがこの製品最大の売りである。不安定に見えるかもしれないが、実際はかなり安定しており、安心してタイピングできる。高さも絶妙で、デスクの上に置くと、ちょうど立った時にタイピングに丁度良い高さになるように設計されている。このモードがあれば、どんな場所でもPC作業が可能だ。

MOFT Z レビュー

VIDEO: Makuake

このようなStanding Modeなる機能を持っているPCスタンドで、ここまでコンパクトな製品が今まであっただろうか。このような感じに一瞬で組み立て可能で、斬新でかつ実用性溢れる設計は、さすがはMOFTシリーズだと感じさせてくれる。

少し不満な点

MOFT Z レビュー

PHOTOGRAPH BY MORIO

まず、この写真を見てわかるように、MacBookを支える部分は、かなり小さい。故に分厚いPCはMOFT Zの適用外となりそうだ。Standing Modeは別として、この商品が使えるのは、現行MacBook Proの厚さくらいが限界なのではないかと思う。また、トラックパッドに干渉するのでは?という心配があるかもしれないが、この点はギリギリ問題なかった。

次に、重さの問題。890gで薄型軽量を謳っているが、実際PC一台弱の重さはする訳で、持ち歩くには少し重たく感じてしまう。堅牢性を維持するためにガラス繊維を採用したため、多少の重量はやむを得なかったのだろう。ただ、オフィスやカフェでStanding Modeで使う可能性のあるユーザーにとっては、これほどコンパクトな製品は他にないので「買い」であることは間違いない。25°でしか使ったりしないのであれば、他のPCスタンドでも全く問題はないだろう。

今私が一番使っているのは25°の角度だ。安定性があり、MacBookでもiPadでも快適に使うことができる。一方で35°のモードは不安定さとその角度の需要があまりないことから私自身はほとんど使っていない。

斬新で魅力的な製品だ!

組み立てるときは、折り畳まれた状態から一度展開して組み立てる。3秒もあればどのモードにも簡単に組み立てることができるのが、この製品のすごいところだ。前項で重さに難点があると書いたが、家の中で使う分には全く問題はない。テレワークをする方々にとっては、デスクワークのストレスを軽減する素晴らしいツールだ。

カラーはオールブラック、グレー、オレンジ、ブルーの4色展開。機能豊富なMOFT Zだが、必ず好みの角度とその用途が見つかるはず!ぜひご自身で試されてみてはいかがでしょうか。