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Review

1万円以下で手に入る 「OPPO Enco Air2 Pro」 は、 良音と快適な機能性を備えたモデル

スマートフォンメーカーのOPPO(欧珀)は、完全ワイヤレスイヤホン「OPPO Enco Air2 Pro」を発売した。12.4mmの大型ドライバーを搭載することで、低音域の迫力と解像度を向上。振動板にチタンコーティングを施すことで高域の伸びにも長けている。
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OPPO(欧珀)は、 完全ワイヤレスイヤホン 「OPPO Enco Air2 Pro」 を発売しました。

エントリーモデルの 「OPPO Enco Air2」 に対して、 こちらは上位機種に該当します。 12.4mmの大型ドライバーを搭載することで、 低音域の迫力と解像度を向上。 振動板にチタンコーティングを施すことで高域の伸びにも長けています。

今回は提供いただいた実機をもとに、 機能や使い勝手をレビューしていきます。

1万円以下で手に入る  「OPPO Enco Air2 Pro」  は、  良音と快適な機能性を備えたモデル

PHOTOGRAPH BY KUJO HARU

OPPO Enco Air2 Pro
メーカー OPPO
発売日 2022年8月(国内)
質量 イヤホン 約4.3g (片耳)
充電ケース 約41.8g
サイズ
(実測)
充電ケース 約66×約51×約25 (mm)
快適性 左右独立受信
ノイズキャンセリング ○(ANC)
外音取り込み
アプリ対応 ○(HeyMelody)
防水防塵 IP54
ワイヤレス充電 ×
急速充電 10分充電で最大約2時間再生
Bluetooth 5.2
バッテリー イヤホン単体 〜7h (ノイキャンOFF)
〜5h (ノイキャンON)
イヤホン+充電ケース 〜28h (ノイキャンOFF)
〜20h (ノイキャンON)
音質 コーデック SBC/AAC
ドライバー 12.4mm/110.5 ± 3 dB @ 1kHz
周波数帯域 20Hz – 20kHz
インピーダンス 非公開
カラバリ グレー、 ホワイト
価格(公式サイト)
8,480円(税込)

九条ハル

8,480円(税込)と1万円を切る価格帯! コストパフォーマンスに優れたモデルだね。

違和感のない付け心地

ケースは卵円形で、 光沢感の強い仕上がりになっています。 曲線的なデザインなので手に持ちやすく、 イヤホン本体も取り出しやすい設計です。

充電端子はUSB Type-C。 急速充電に対応し、 10分の充電で約2時間の連続使用が可能です。 惜しいのは、 ワイヤレス充電に非対応であること。 連続再生時間はイヤホン単体で最大7時間、 ケースとの併用で最大28時間となっています。

1万円以下で手に入る  「OPPO Enco Air2 Pro」  は、  良音と快適な機能性を備えたモデル
1万円以下で手に入る  「OPPO Enco Air2 Pro」  は、  良音と快適な機能性を備えたモデル
PHOTOGRAPH BY KUJO HARU
PHOTOGRAPH BY KUJO HARU

イヤホンはイヤーピースを着脱できるカナル型で、 質量は片耳約3.4g。 人間工学に基づいた設計で、 付け心地は非常に良好、 かつ抜けにくい仕様になっています。

またイヤホン本体はIP54の防水防塵性能を備えているので、 ランニングやその他のスポーツでも心置きなく利用できます。 片耳に2基ずつ搭載のマイクは、 AIノイズキャンセリング機能を搭載。 通話の音声だけを強調し、 騒がしい環境でもクリアな通話を実現します。

1万円以下で手に入る  「OPPO Enco Air2 Pro」  は、  良音と快適な機能性を備えたモデル

イヤホン本体は片耳約3.4gの軽量設計。 PHOTOGRAPH BY KUJO HARU

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ジェスチャー操作

本体のステム(茎)と呼ばれる柄の部分をタップすることで、 指定のジェスチャー操作を実行できます。 ジェスチャーはシングルタップからトリプルタップ、 そして長押しの4種類に割り当て可能。 左右で別々のショートカットを設定するのも良いでしょう。

1万円以下で手に入る  「OPPO Enco Air2 Pro」  は、  良音と快適な機能性を備えたモデル

ジェスチャー操作範囲

デフォルトでは長押しでノイズキャンセリング/外音取り込みを切り替えられるようになっています。

コンパニオンアプリ 「HeyMelody」 からは、 以下の機能を割り当てることができます。

長押し
ノイズキャンセリングモード/外音取り込みモードの切り替え
長めに長押し
・ 音量を上げる
・ 音量を下げる
・ デバイスの切り替え
シングルタップ
再生/一時停止
ダブルタップ
・ 再生/一時停止
・ 前の曲
・ 次の曲
トリプルタップ
・ 音声アシスタント
・ ゲームモード
1万円以下で手に入る  「OPPO Enco Air2 Pro」  は、  良音と快適な機能性を備えたモデル

通常の長押しと 「長めに長押し」 があり、 それぞれに別々のアクションを割り当てられるのは嬉しいですね。 「長めに長押し」 に音量調節を割り当てれば、 押してる間だけ音量を上げたり下げたりできるので、 けっこう便利です。

デュアル接続に対応しており、 2つの端末に接続し 「デバイスの切り替え」 を割り当てることで、 簡単に接続デバイスを切り替えることができます(ただし、 あくまでジェスチャー操作による手動切り替え)。

さらに、 OPPOのスマートフォンと接続すれば、 イヤホンをダブルタップすることで遠隔撮影ができる 「写真撮影アシスタント」 機能も利用可能。 ジェスチャー設定の自由度が高いのが本機の魅力と言えます。

1万円以下で手に入る  「OPPO Enco Air2 Pro」  は、  良音と快適な機能性を備えたモデル

PHOTOGRAPH BY KUJO HARU

ノイズキャンセリング機能

OPPO Enco Air2 Proはアクティブノイズキャンセリング(ANC)機能を搭載。 本体の長押し操作により、 外音取り込みモードとの切り替えが可能です。

ノイズキャンセリングの強度は控えめで、 周囲の環境音を低減こそすれど、 完全に消すことはありません。 そのぶん閉塞感は少なめで、 装着感の良さもあり長時間付けっぱなしでも耳が疲れることはありませんでした。

ただし、 駅のアナウンスや風切り音などが無視できない音量で入ってくるため、 そういった場面ではストレスを感じることがあるかも。

外音取り込み性能は平均的ですが、 音楽を聴きながら誰かと会話するのは厳しいレベル。 通話品質は良好で、 オンライン会議や授業に使うのは良いと感じました。

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音質とイコライザー

OPPO Enco Air2 Proの魅力は低音・高音に寄りすぎず、 バランスの良いサウンド。 中音域に特段の厚みがあって、 ボーカルの声がクリアに聞こえます。

本体に搭載された大型の独立音響チャンバーが、 バランスの取れたサウンドに一役買っているとのこと。 アップテンポのポップや電子音楽、 特に女性ボーカルが心地よく感じます。

1万円以下で手に入る  「OPPO Enco Air2 Pro」  は、  良音と快適な機能性を備えたモデル

PHOTOGRAPH BY KUJO HARU

コンパニオンアプリのイコライザーは、 あらかじめ用意されたプリセットから選択する仕様になっています。 「低音を強調」 は、 中音域の存在感はそのままに、 低音域の圧をプラスしてくれるモード。 こちらも想像以上にバランスが良く、 違和感なく聴ける設定です。

音質調整プリセット
・ オリジナル
・ 低音を強調
・ 人の声を強調

音声と動画を同期してラグを低減する 「ゲームモード」 もありますが、 「MuseDash」 で実践した印象としては遅延が大きく、 設定込みでも実用には耐えないレベルでした。

九条ハル

ゲームモードは、 動画コンテンツを視聴する時とかに使うのが一番いいかも。

1万円以下で手に入る  「OPPO Enco Air2 Pro」  は、  良音と快適な機能性を備えたモデル

PHOTOGRAPH BY KUJO HARU

良音と快適な機能性を両立

OPPO Enco Air2 Proは、 1万円を切る価格帯ながら、 優れた音質と機能性を兼ね備えたワイヤレスイヤホンです。 同社のスマートフォンと併せて使えば、 ペア接続やジェスチャー設定でより恩恵を受けることができます。

さらに本機の発売を記念して、 対象の家電量販店およびECサイトにて、 最大20%オフ相当で購入可能なキャンペーンを実施。 期間は8月31日まで。 コストパフォーマンスに優れたワイヤレスイヤホンを探している方は、 ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

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