執筆現在、 MacBook Pro 13inch(2018)をメイン機として愛用しているボク。 でも以前よりずっと憧れていたのが、 ポータブル、 ミニマリズムを追求した至高の逸品、 「MacBook 12’」 でした。
MacBook 12’をついに購入…!
そんな折、 MacBook 12’(mid 2017)のCorei5、 512GBモデルの新品を先日発見しまして、 思わず衝動買いしてしまいました。
…ちょっと待って、 帰らないでください! 衝動買いとは言っても、 2台のノートPCを運用するビジョンはちゃんと考えた上での購入ですよ。 その上で、 なぜ今更MacBookを購入したのか簡単にまとめてみたいと思います。
これまではMacBook Pro1台の運用だった
自宅ではiMacやデスクトップPC、 出先ではノートPCと使い分けている人も多いですが、 僕の場合はハイスペックのノートPCを用意して、 自宅でも出先でもこの一台を使っていました。 これは単純に複数台でのデータ共有が面倒だったという点と、 あらゆるファイルを一箇所にまとめることで作業の効率化に繋がると考えていたからです。
実際、 この方式でそれなりに上手く運用できていたと思います。 自宅ではクラムシェルモードで大型の曲面モニターに接続し、 外出の際はMacBookPro本体を持っていって作業する。 Corei7クアッドコアでメモリ16GBですから、 Photohopやillustratorも2Dならサクサク動きますし、 性能面で特段不満はありませんでした。
サブ機の必要性
ただ、 少なからず不都合も生じていました。 僕はスマホ、 iPad Pro、 そしてMacBook Proの最低3台は必ず持ち歩く人間なのですが、 それだとバックパックの総重量が2kgを余裕でオーバーしてしまうんですね。 これが思ったより負担になっていました。
とはいっても、 iPadとMacどちらか一台に絞るというのも今の僕にはできませんでした。 Macにしかできないこと、 iPadにしかできないことというのがあります。 いや、 もっと正確に言えば、 僕にとってMacでやった方が効率的なタスクと、 iPadでやった方が良いタスクがあったワケです。
今まではMacBook Pro一台による運用だった
とにかく1.3kgに及ぶヘビーなMacBook Proを持ち運ぶのは、 ミニマリズムとかけ離れているような気がしましたし、 少なくとも僕にとって理想的ではありませんでした。
そこで、 「サブ機としてのMacBook」 という考えが出てきました。 上記の理由から、 僕の中で選択肢はMacBook Airかすでに販売を終了したMacBookに絞られます。 前者はいっても 「Pro」 と大して重量は変わりませんので、 それならば、 と以前から憧れだったMacBookを購入することにしたのです。
憧れのローズゴールド…!
ファイル共有は以外に簡単だった
Macの2台運用になったことで、 懸念していたファイルの共有問題が浮上しました。 クラウドサービスが発達しているから大丈夫でしょ、 と思われるかもしれませんが、 クラウドベースのファイル管理は案外使いづらかったりするものです。
クラウドファイルはすぐに呼び出せるものではありません。 例えばiPadでクラウドにのみ保存されているファイルを開こうとした場合、 一度本体にファイルをダウンロードしてから開くという処理が必要になります。 このダウンロードに結構時間がかかるんですよね。 スマートなファイル管理とは言い難い現状に辟易し、 結局iPad本体で完結するファイル管理がメインになってしまいました。
ただ、 Mac同士でのファイル共有はこれに当てはまりませんでした。 クラウドベースなのは共通なのですが、 システム環境設定の 「共有」 項目から細かく設定ができること、 かつそのシステムが非常に優秀で、 これなら問題なく運用できるという確信を得たのです。
同じOS(macOS)同士のファイル共有は想像以上に簡単でびっくり。
僕の場合、 「デスクトップ」 と 「書類」 のファイルは、 常に2台のMac間で共有されています。 なおかつオンラインならそれらのファイルが常に本体側で保存されているので、 いざ使いたい時にすぐ開けるのが非常に便利です。 これぞシームレスな運用といった感じ。
アプリの設定なども 「共有アシスタント」 で簡単にコピーできたので、 (ログイン処理は必要ですが)カスタマイズした項目も2台のMacで統一することができました。
このようにほぼ全てのシステムを統一できたこともあり、 Mac2台運用が僕の中で現実的になりました。
サブ機としてのMacBookが僕のスタイルにぴったりだった。
メイン機の立ち位置をどうするか
という訳で、 購入まもなく 「サブ機」 としてのMacBook運用が定着しつつあります。 大半のファイルとアプリ設定はiCloud経由で共有し、 Adobe関連のファイルはAdobe Creative Cloudで共有しています。 フォント類も 「Adobe font」 というウェブフォント群を各PCに同期させる形で使っているので、 基本的に問題はなかったです。
現在は、 自宅でMacBook Pro 13’をクラムシェルモードで使い、 外にはMacBook 12’を持っていくというスタイルになりました。 ミニマリズムの究極形たるMacBookと、 そのMacBookが与えてくれる環境は僕にとってより理想に近いものであると実感しています。
そこで問題となるのが、 これまでメイン機だったMacBook Proの扱いです。 どうせ持ち運ばないのであれば、 iMacのような据え置き型でも良いのではないか?…と。
これは今も悩んでいる点。 ただ、 外で行う作業の全てがMacBook一台で完結するとは限りません。 スペック的にも限界はやはりあるわけで。
そういった場合に、 代替として持ち出せるPCが必要ではなかろうか、 と思ったりします。 据え置き型では絶対にできないことですし。
ならば新たな選択肢は、 ノートPCというスタイルは変えずに、 今のMacBook Proをグレードアップすることになります。 近々出ると噂の14インチMacBook Proか、 それとも刷新された16インチMacBook Proか。
いずれにせよ、 今は散財して間もないので、 しばらくはこのままのスタイルで運用してみたいと思います。
よろしく、 僕のMacBook
– おまけ –
九条ハル
2台のMacで使い勝手が変わるのはイヤだったから、 極限まで仕様を統一させてみたよ!
BetterTouchToolとTouchéというアプリを使って、 カスタマイズしたTouchBarをMacBookでも表示してみた!
トラックパッドだけで簡単に呼び出せるからラクチンだし、 こっちにアプリを移す分Dockがスッキリするからおすすめ! ! #MacBook #Apple #BetterTouchTool pic.twitter.com/MMUDE7Wuz4
— きさみん|"Kissanadu" ガジェットブログ (@ac_kissanadu) March 10, 2020
TouchBarまで呼び出せるようにしたのね…その執念、 他のところで活かしてほしいわ…
メロ
次に読みたい:MacBook用収納スタンド 「majexstand」 レビュー
勉強、 レポート、 ブログ執筆…僕は一日の多くの場面をMacBook Proとともに過ごしています。
そんな僕にとって悩みの種だったのが、 パソコンに向かって作業するときの 「姿勢」 でした。
ノートPCの構造上、 机において作業をしていると画面の高さが目線より下にくるようになっています。 だから、 長時間パソコンと向き合っているとどうしても首や肩に負担がかかって疲れてしまうんです。
そこで、 monograph堀口さんの記事で紹介されていた極薄PCスタンド 「Majexstand」 を試してみることにしました。

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