きさみん
新型「iPad mini 5」のスペック予測はこちら↓
新型iPad mini 5のスペック予測まとめ。2019年春に発表か?
無印iPadはほぼ1年周期で新型が出ている
現行のiPad(第6世代)は2018年3月28日に発売され、その前のiPad(第5世代)は1年前の2017年の3月に発売されています。このことを鑑みると、2019年3月のAppleイベントで新型iPad(第7世代)が発表されてもおかしくない訳です。
また、Apple関連製品の予測で知られるアナリストMing-Chi Kuo氏は2019年の新型iPad発売に向けて計画が進んでいると予測し、2019年前半のAppleイベントで発表されることを示唆しています。
では、新型iPadがリリースされるとしたら現行のiPadと何が変わるのでしょうか?注目ポイントを2つ、挙げたいと思います。
注目ポイント① ディスプレイ|大幅進化に期待
Liquid Retina ディスプレイ搭載なるか?
Liquid Retinaは従来と一線を画する新設計により歴代Apple製品で最も明るい色と、業界最高水準の正確な色表現を特徴としています。
現在はiPad Pro(2018)にのみ搭載されていて、無印iPad(第6世代)はRetinaディスプレイを搭載しています。もしLiquid Retinaが採用されれば、ディスプレイ周りは相当大きな進化を遂げることになります。
しかしながら、無印iPadはiPadシリーズの中でも価格帯の低いエントリーモデルという位置付けにあるので、コストを削減しつつiPad Proとの差別化を図るためにLiquid Retinaディスプレイは採用せず、従来通りのRetinaディスプレイを搭載する可能性が高いと思われます。
ただし、Appleが新型iPadを10.5インチiPad Pro(2017)の「後継」として捉えているならば、Liquid Retinaディスプレイへのアップグレードもかなり現実的になるでしょう。
現状iPad Proオンリーのテクノロジーは採用される?
ディスプレイ周りでProシリーズにのみ搭載される機能として、True Toneディスプレイ、Pro Motionテクノロジー、フルラミネーションディスプレイ、反射防止コーティング、広色域ディスプレイ(P3)などがあります。
新型iPad(第7世代)では、これらの機能のうちいくつかが搭載されるかもしれません。

リフレッシュレートの向上に大きく貢献する技術で、これにより最大120Hzのリフレッシュレート、スタイラス(Apple Pencil)の反応速度(レイテンシ)は業界最高レベルの20mm/sまで短くなりました。有り体にいえば、この技術のおかげでより自然かつ滑らかな描画が可能になるのです。
きさみん
一般的に、ディスプレイは「カバーガラス」「タッチセンサー」「LCD」の3層から構成されていますが、これら3層を一体化し中間の空気層を無くしたものが「フルラミネーションディスプレイ」です。
普通の液晶だと隙間で光が乱反射して画面が白っぽくなってしまいますが、フルラミネーションディスプレイだとかなり軽減されます。また、空気層がなくなり実際にパネルに触れている感覚を味わいやすいという利点があります。
フルラミネーションの有無は、Apple PenciLの書き心地を大きく左右します。気にならないという方も多いですが、僕は第6世代iPadでApple Pencilを使うと画面とペンの間にガラスが挟まっているような違和感を感じてしまうんです。
なので、書き心地を追求するという点において新型iPadには是非ともフルラミネーションディスプレイを搭載してもらいたいです。昨年のAppleイベントではApple Pencil対応になったiPadと「教育現場」の相性の良さをアピールしていましたし、ペンシルとiPadの親和性は大事にしてほしいところ。
注目ポイント② 筐体|ナローベゼルか、ベゼルレス?厚みはどうなる?
きさみん
iPad Proがフルモデルチェンジを果たした今、新型iPadのデザインがどのようになるか、とても気になりますよね。現行の第6世代iPadはベゼルがやや太いのが特徴で、10.5インチiPad Pro(2017)と比べるとこの”太ベゼル”が少々不格好に見えてしまいます。
もし10.5インチiPad Proと同等からそれ以上に薄いベゼルが採用されれば、サイズは同じままディスプレイを大型化できます。
一方、iPad Pro(2018)と同じようなベゼルレスデザインになるとの見方もありますが、コスト面から簡単に採用するのは難しいと思われます。
さらに、Ming-Chi Kuo氏は第7世代iPadの開発にあたっては製造コストの削減にも注力していると発言しています。これを考慮すると、ホームボタンとTouch IDが残り、Face IDの搭載は見送られるというのが落としどころではないかという気がします。
また、画面サイズはやや大型化し、10インチになるとの見方が多いようです。画面サイズは大きい方がブラウジングは快適だし、Apple Pencilで書き物をするにも適しています。また、サイズの近いiPad miniとの差別化にもつながります。
薄くなったら「折れ曲がる」?
本体の厚みは今よりも薄くなる可能性があります。でも「薄い」と聞くと、iPad Pro(2018)の発売まもなくして起こった「あの」騒動が浮かびませんか?
きさみん
あんまり薄くしすぎて、iPad Proみたいに湾曲してしまっては困りものですね。幸い、僕のは今のところ大丈夫です。
また、iPad Pro(2018)と同じような角ばった側面になるかも注目したいところです。もしそうなればApple Pencilも第2世代に対応し、ワイヤレス給電が可能になるでしょうが、正直どうなるかはわかりません。
新型iPadの存在を示す根拠!
新型iPadの存在を示唆する情報がいくつかあります。
まず、複数のiOS開発者がiOS 12.2ベータ版に未発表のiPad識別番号を発見しています。見つかった番号は11.1〜11.4の4つで、Wi-fiモデルとセルラーモデルはそれぞれが1個体として番号が振られるため、この番号は2機種の新iPadの存在を示していると考えることができます。
これが第7世代の新型iPadと新型iPad mini 5ではないかと噂されているわけです。
また、台湾メディアDigitimesによれば、2019年前半にAppleがiPad mini 5とエントリーモデルiPad用のタッチパネルを受注しているとのことです。
デザイン・性能ともに期待大の新型iPad、その発表にきさみんの夢は膨らむばかり…
まずは2019年3月のAppleイベントで発表されることを期待しましょう。
きさみん
こちらの記事で新型「iPad mini 5」のスペック予測もしていますので是非ご覧ください。
