秋登場のiPadOS、発表内容からその他わかっていることまで全部まとめ!

結論、iPadの可能性を格段に広げる神アップデート。

先日のWWDC19でついにお披露目となった、iPad専用のOS「iPadOS」。
その内容は、iPadユーザーなら誰もが感じたあらゆる「違和感」を全て払拭する、考え抜かれた機能の数々でした。

きさみん

もっと早く実装して欲しかった!

発表会での内容と、すでにわかっていることを元に、新しい「iPadOS」の特徴を明らかにしていきましょう。

Slide OverとSplit Viewの神アプデ

ホーム画面は一見iOSと変わりありませんが、スワイプするとホーム画面上に通知ウィジェットが現れます。

Slide Over上でアプリ切り替えが可能に

SlideOver上でのアプリ切り替えが可能に!

そして、アプリ内で別のアプリを小窓に表示する「Slide Over」に新機能。画面を下から上にスワイプすると、アプリの切り替えができるようになりました。

ついに来た!同一アプリの画面分割表示

Split Viewも強化され、同一アプリを画面上に並べて表示できるようになっています。個人的には、これを使えば「GoodNotes 5」で複数のノートを画面分割して表示できるようになるので超嬉しいです。

他にも、メモアプリからメール、Pages、Wordまで。何でも分割表示できるというから驚きです。

起動中アプリを一覧表示するエクスポーズでは、Split Viewで分割表示している同一アプリやSlide Overで開いているアプリを別々に表示することができます。

きさみん

Split Viewが強化されたおかげで、使い勝手の大幅な向上が期待できそうだね!

ファイルアプリは”Finder”ライクに

ファイルアプリは正統進化でさらに使いやすく。カラムビュー表示に対応し、ファイルのメタ情報も表示できるようになります。

そしてようやく、外部ストレージに対応。USBメモリーやSDカードを差し込む場合、従来は写真ファイルの読み込みのみでしたが、あらゆるファイル形式のインポート・エクスポートからSMBファイルサーバへのログインも可能になりました。

きさみん

iCloud Driveでフォルダの共有もできるようになったよ!

ファイルアプリ上で書類のクイック編集

ファイルアプリ上から、書類に対して注釈・回転・PDF作成などの簡単なショートカットを実行することもできます。

zipファイルの圧縮・解凍にも対応。

ファイルアプリのUI・操作性を全体的に見ると、MacOSのFinderに近づいた印象を受けます。iPadのMac化が本格的に進んでいますね。

Safari:デスクトップ表示が標準化

SafariではWebサイトのデスクトップ版表示が可能に。iPadOSでは画面サイズに合わせて表示が自動で調整され、タッチ操作に最適化されるとのこと。例えばGoogleドキュメント、WordPressといったPC作業がメインだったWebページもiPadのSafari上で軽快に動くようになるというわけですね。

ダウンロードマネージャー機能

Safari上で様々な形式のファイルを直接ダウンロードすることも可能になります。

従来は共有ボタンから特定のアプリにエクスポートする形で落とすのが基本でしたが、これを機にファイルアプリを使用する機会もかなり増えそうです。

きさみん

新しいSafariではFlash動画の再生もできるようになるのか、気になるところ!

Apple Pencil:iPadをMacの液タブとして使えるぞ!

次期MacOS「Catalina」にはなんと、iPadをMacのサブディスプレイにできる機能「Sidecar」
が標準搭載!!AstropadやLuna DisplayのApple純正バージョンという感じ。

これは嬉しい。次期MacOSにiPadをMacのサブディスプレイとして使用できる新機能が搭載されることが発表されました。その名も「Sidecar」。

この分野は元々AstropadやDuet、Luna Displayなどが先行して開拓してきましたが、今回MacOSに標準搭載される利点は、Apple Pencilを用いて液タブのような使い方をする場合に生かされると思われます。

要するに、SidecarはApple Pencilの使用を想定してAppleが直々に設計しているので、サードパーティー製のアプリで問題になっていた「ペンシルの大幅な遅延」や「操作性」などが大きく改善される期待があるわけです。

惜しいのは、Sidecarが今のところ一部のアプリにしか対応していないという点です。今後増えていくのでしょうが、現状だと流石に少なすぎますよね。

ツールパレットのUI変更

Apple Pencil使用時に現れるツールパレットはUIが改善され、画面の好きな端に配置できるように。

さらにApple Pencilのレイテンシーも20msから9msに短縮され、より書き心地が向上します。

Webページ全体をスクショできる


Adapted from iPhonedo’s Youtube Video

Apple PencilでWebページの端から中央にスライドさせると、そのページのスクリーンショットを撮れます。ページ全体を画像やPDFとして保存することも可能です。


Adapted from iPhonedo’s Youtube Video

きさみん

Webページ全体をスクショしてすぐ注釈できるのは便利!

これを待ってた。進化したジェスチャー機能とショートカット

テキストを打つのがもっと楽に。

テキスト編集では欠かせない、コピー(Copy)・ペースト(Paste)・取り消し(Undo)の3大機能。iPadOSではこれらに新しくジェスチャーが割り振られたことで、大幅な仕事効率化が期待できそうです。

3本指をピンチして「コピー」


3本指を広げて「ペースト」


ヤバくないですか!??!?なぜ今までこれを実装しなかったのか。

3本指を左にスワイプで取り消し、右にスワイプで元に戻す


左スワイプでUndo、右スワイプでRedo。

ダブルタップで段落全体を選択


Adapted from iPhonedo’s Youtube Video

この他にも新しいジェスチャーと便利なショートカットが追加されるとのこと。

好きなところにキーボードを配置できる

サクサク行きますよ。続いてキーボードは従来の固定表示に加えて、片手で操作できる小型キーボードが実装され、しかも画面上の好きなところに配置できるようになりました(Floating Keyboard)。

指をスワイプさせて高速入力ができる「グライド入力」にも対応。Googleの「Gboard」に搭載されていた機能ですね。

Macで使えていたショートカットがiPadで使えない、という不満の声をよく聞きますが、今回新たに数十個のキーボードショートカットが追加されたことで、長年の苛立ちも解消される日が訪れる予感。

AppStoreからカスタムフォントを購入可能に

個人的に一番嬉しいのがフォント周りの強化です。

Adobe、モリサワフォント、Mootype、Founderなど多くの業界で必須のカスタムフォントをAppStoreから購入できるようになりました。これをどれだけ待ち望んだことか。

一度購入し、ダウンロードしたフォントはiPadのシステム全体で使用することができます。

なぜこれが画期的なのか、ちょっと理由に触れておきましょうか。

Adobe社が提供する「Adobe Fonts」というフォントのサブスクリプションサービスがあるんですが、モリサワフォントやその他有料フォントをWebフォントに利用したりMacのシステム全体で使用することもできる中々お得なサービスなんです。

これに登録してからというもの、僕がMacで書類を作るときはAdobe Fontsで同期した美しいフォントが欠かせなくなりました。

ところが、従来だとiPadではこれらのフォントをダウンロードすることができなかったんです。このせいで、例えばMacのPagesで、Adobe Fontsのフォントで作った書類をiPad上のPagesで開くとフォントや体裁がぐちゃぐちゃになってしまう、といったトラブルに悩まされていました。

iPad上でもMacと同様のフォント管理が可能になれば、こうした問題が解決されるとともに、iPad上で書類編集をする機会も増えるはずです。これも、もっと早く実装して欲しかった。

補足:Adobe Fontsとは?

「Adobe Fonts」はCreative Cloudユーザーなら無料で利用可能なフォントのサブスクリプションサービス。Adobe が提供する多数のフォントライブラリから好きなフォントを選んで Web フォントやパソコン上のデスクトップフォントとして使用することができます。

ついに!iPadにマウスサポート


Source:iPhonedo’s Youtube Video

イベント終了後に配布を開始した開発者向けデータ版で判明した情報。「Asssitive Touch」を使えば、マウスポインタをiPad上で表示できるようになるというものです。

これが最終的に実装されれば、iPad初のマウスサポートとなりそうです。現状、USB-C接続型のマウスや一部の無線マウス、およびAppleのMagic Trackpadなどが使えることが確認されています。

iPadの能力を縛り付けていたiOS

アプリケーションのダウンロードサイズ、アップデートサイズがそれぞれ50%、60%削減されたり、Face IDが高速化されたりとパフォーマンスも向上した「iPadOS」。

それは私たちがユーザーがiPadに対して歯がゆく思っていた点を着実に解消して、iOSに引き出せなかったiPadの可能性を見せてくれるものです。

実際、iPadのパフォーマンスをiOSが制限しているのは事実であり、新たなOSの必要性が訴えられ始めた昨今でした。iPadに最適化されたOSの登場は、必然だったのかもしれません。

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